人生の中で、たいていの人が一度はダイエットに挑戦したことがあるというデータもあるほど、現代においてダイエットは多くの人が注目をしていることです。
「もっと効率的に痩せる方法はないのか」「もっと楽して痩せる方法はないのか」ダイエットに挑んだことがある人なら一度は考えたことがあるでしょう。
今回はダイエットに効果的な心理テクニックを中心に紹介したいと思います。
ダイエットに効果的な心理テクニックまとめ
①ゆっくり食べよう!
よく噛んでゆっくりと食べた方が消費カロリーが多く、太りにくいという研究結果があります。食事を早く食べている人に比べて、時間をかけてゆっくりと食べている人の方が消費カロリーが多く、ダイエット効果があるのです。
②細長いグラスで飲む!
コーネル大学が198人の学生に行った別の調査では、背の高い細いグラスと比べて、背の低いずんぐりとしたグラスの方が、知らずにお酒を多く注いでしまうと判明してしまいます。ダイエットのために、広口の背の低いグラスはやめて、細長いグラスで飲むことをお勧めします。
③美味しいものは視界から遠ざけよう!
美味しいものは視界から遠ざけるだけで、消費量を減らすことができます。美味しいものは、すぐには手が出せない届きにくい場所、例えば戸棚の上などに遠ざけてしまいましょう。
④小さな食器が良い!
大きめの食器で食べていたりしませんか?心理的には小さい食器によって食事量が自然と減っていきます。さらに、小さいフォークなどで食べるスピードが遅くなることで、食事量が減らすことができるようになるのです。
⑤ブルー系の食器が良い!
青色には、実は、「消化器の働きを抑制する」「食欲を抑制する」という色彩効果があります。青を目にしながら食事を摂ることで、いつもより食欲を抑えることが出来ます。
⑥食事日記をつけよう!
食べたものを「メモする」ことがダイエットにつながることがわかっています。数年前に、、岡田斗司夫さんの著書いつまでもデブと思うなよ (新潮新書)で紹介されたダイエット法でレコーディング・ダイエットというものがあります。日々摂取する食物とそのカロリーを記録することで、自分が摂取しているカロリー、食事の内容、間食などを自覚し、食生活の改善につなげるというものです。
⑦普段の行動を「痩せる行為」と意識する!
心理学者ケリー・マクゴニガル(スタンフォード大学)によると人は思い込むだけで痩せるといいます。
アメリカ ハーバード大学の実験で、あるホテルの女性客室係は、1時間に300キロカロリーも消費するハードな仕事をしているのにふくよかな体型の人が多かった。その女性たちにアンケートをとると、1/3の人が日頃 全く運動をしていないと回答。残りの2/3の人たちも定期的な運動をしていないと回答。全ての人が運動していないと答えました。
そこで自分たちの仕事が立派な運動であることを教えたすると4週間後、仕事内容は全く変えていないのにそれだけで体重と体脂肪率が減少したのです。
⑧体型を鏡で自覚する!
面白い実験があります。高脂肪のマーガリンと低脂肪のマーガリンをすすめる実験がありました。実験の前半ではマーガリンを並べた棚の後ろに鏡を置いた、後半では鏡を置かなかった。すると、鏡を置いた場合のほうが、高脂肪のマーガリンの売れ行きが低脂肪のものより3%少なくなったそうです。
鏡で自分を見ることを日課にしましょう。可能なら、キッチンに姿見を置くことも効果的なのではないでしょうか。
⑨ 小さな袋入りは逆効果
ダイエットパックは、それだけで安心してしまい、自制心を働かせる必要はないと感じて、結局沢山食べてしまうのです。逆効果なので注意が必要です。
⑩好きものをトイレに貼るだけダイエット
これは荒療治です。好きな食べ物をトイレに貼るだけで、その食べ物にトイレのイメージついてしまい、「食べたい」という気持ちが減退してしまします。
⑪心配事があるときは食べ物に近づかない
悩みがあるとき、不安なとき、人は食べることでそれらを解消しようとします。つまり、食でストレスを解消しようとするのです。だからこそ、心配事やストレスが溜まったときは、食べ物には近づかないで、違う方法で心配事やストレスを解消するようにしましょう。
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