こんにちは。
「SEOに大切なのは心の最適化」と言い続けて、早10年。
京都のマンドリルこと、ウェブライダー1号の松尾です。
巷のオウンドメディアブームから完全に乗り遅れた感がありますが、後発ならではの実験的な記事をどんどん投下していこうと思っています。
ボラボラ島とは、ポリネシアにある、“地上でもっとも美しい島”と呼ばれる島です。
かなりファイルサイズの重い記事になってしまいましたが(汗)、スライドだけだとちょっと・・・と思っていた方は、ぜひご覧いただければと思います。
スライドで紹介しているサイトに関してはすぐにチェックできるよう、スライドの下にテキストリンクを配置していますので、あわせてご確認ください。
ただ、これだけ記事が長いと、一部の人しか最後まで読んでくれないと思われます。
そのため、ユーザー目線を考えた際、SEO的には不安になるところですが、それでもあえて長い記事を公開したところに、今回私が伝えたかった本質があるということを先にお伝えしておきます。
ウェブライダーの松尾さん、こんにちは。
私、SEO初心者のマンドリルと申します。
ああ、マンドリルさん、はじめまして。
今日はSEOに強いコンテンツ制作のコツが教えると聞いて、駆けつけました。
それはありがとうございます。
マンドリルさんのお役に立てるといいのですが・・・。
ひとまず、今から解説を始めますので、もし、わかりづらい箇所があれば遠慮なくツッコミを入れてください。
イエス、マンドリル。
●目次
ユーザーと検索エンジンに評価されるコンテンツ制作の極意
はじめに
お、ここで素顔のウェブライダー松尾さんの紹介ですか?
この写真若いですね。若すぎますね。
実は31歳のときの写真を使い回しているんです。
多方面からスパム判定受けそうですね。
「おならで1位をとった!」「体臭で1位をとった!」「口臭で1位をとった!」って、なんだかあんまり自慢したくないですね。
はい。
なんだか「すべての臭いを征した男」って感じがしますね。
そんなロトの神器を揃えたような表現は止めてください。
Section 1
読み手(検索ユーザー)とGoogleが求めるコンテンツ
はい、ここ大事です。
テストに出ますよ。
「Googleはユーザー目線」ってところですか?
はい、それも大事なのですが、一番大事なのは「Googleは一営利企業である」ということを認識しておくことです。
ユーザーの利益が自社の売上につながるからこそ、Googleは検索エンジンの改良を続けられているんです。
要は、検索エンジンのビジネスは慈善事業ではないってことです。
すなわち、ユーザーの利益の先には、Googleの利益もあるってことを考えておくことが大切です。
上記の記事を読めば、「お見舞い品選び」のポイントが網羅的に理解できるようになっています。
しかも、どこの誰が書いたものかわからない、といった記事ではありません。
「ナースが教える」というタイトルのとおり、現役のナースに監修してもらったマナーが掲載されているんです。
つまり、それが「信頼できる」という要素につながっています。
なるほど、ここで「ナースが教える」というタイトルが効いてきているのですね。
ちょっと待ってください!
あなた、さっき、「そもそも、みんな検索したいわけではない」って言いましたよね?
SEOについての記事でよくそんなことが言えますね。
だって、検索エンジンを使うユーザーの気持ちを掘りさげていくと、そこに辿り着きますから。
それは聞き捨てならない言葉ですよ!
あなたは検索エンジンがいつかこの世からなくなると言うのですか!?

落ち着いてください。
「嫌われる勇気」に出てくる青年みたいにならないでください。
私は検索エンジンがなくなるなんて言っていませんよ。
形は変わっても、人に悩みがある限り、検索エンジンは存在し続けることでしょう。
ただ、もし、あなたが今「SEO」に関する悩みをもっているとして、私の目の前で検索エンジンを使って「SEO」と検索しますか?
おそらくしないはずです。
なぜなら、あなたの目の前には、私というSEOのプロがいるからです。
つまり、あなたのそばにあなたの疑問を何でも解決してくれる人がいるのなら、あなたは検索などをせず、その人に頼るはずなのです。
ただ、現実にはそういう人はいません。
だから、みんな仕方なしに検索エンジンを使うのです。
(・・・まあ、最近では暇つぶしを兼ねて検索する若者も多いみたいですが)
・・・仕方なしに検索エンジンを使う?
はい、言い方は悪いかもしれませんが、そのニュアンスがしっくりくると思います。
「人は“検索”という行為をおこないたいわけではなく、“検索”から得られる答えが欲しいだけ」なのです。
それを理解しておけば、検索ユーザーにとって“真に喜ばれるコンテンツ”が何かがわかってきます。
“真に喜ばれるコンテンツ!?”
はい、今からそこを掘りさげていきますね。
Section 2
検索ユーザーの「意図(Intent)」を探る
Yahoo!知恵袋にて「お見舞い品」での検索結果(閲覧数多い順)
あの、話を止めて申し訳ないのですが、上記の地図みたいな画像って、何のソフトで作っているんですか?
比較記事だけでは分からない!集客に強いレンタルサーバーの選び方
「選択のパラドックス」
なんだか中二病的でワクワクする言葉ですね。
そうですね。
「文豪ストレイドッグス」みたいな名前ですね。
この「選択のパラドックス」、あらゆるマーケティングにおいて重要な考え方なので、しっかり覚えておいてくださいね。
「パラドックス」・・・つまりは「矛盾」。
選択肢が多いほど選べなくなるということですね。
たとえば、何か商品が欲しいなあと思ったとき、ランキングサイトや比較サイトから購入してしまいやすいのは、まさに選択のパラドックスが影響していたんですね。
誰かがオススメの商品を教えてくれると、商品を買う側は悩まなくて済むので、ラクに買い物できますものね。
はい、そうなんです。
だから、比較が難しそうな商品ほど「選択のパラドックス」を逆手にとったページ構成を考えればいいんです。
ほほう。
こうやってあらためて検索結果をじっくり見てみると、目の留まる要素がいっぱいありますね。
自分が何気なくクリックしていたページも、実は自分が気付いていなかっただけで、検索結果に表示されたいろいろな要素に影響されていたのかもしれません。
はい、そうだと思います。
Webページのタイトルやdescription(要約)は、上記の画像のように、検索結果でいかに自分のページに気付いてもらうか?という目印になると覚えておいてください。
ちなみに、Googleは検索結果における「クリック率(CTR)」なんかも重視していて、「サーチコンソール」というツールでそのデータを提供してくれていたりするんですよ。
なるほど。
プロの技を知ってもらうことで、「やっぱり、プロはすげえや!」と知ってもらう戦略なわけですね。
はい。
プロが仕事をもらうためには、“プロに頼まなければならない理由”を知ってもらわなければなりません。
プロに頼む価値を理解していない人は、プロに仕事は頼みませんから。
だから、ぶっちゃけ、プロは自分のノウハウをガンガン放出していっていいと思うんです。
「オレはプロとして、こんなことができるんだぞ」というノウハウをガンガン出しておけば、お客様のほうで勝手に判断してくれますから。
うーむ、なるほど。
そう考えると、オウンドメディアなどを通して、プロが情報を発信する意味が見えてきますね。
はい、そうなんです。
“プロが自身のノウハウを発信する場”としてのオウンドメディアの活用ですね。
私も、自分がプロのマンドリルである理由をもっと多くの人に知ってもらえるよう、マンドリルに関するオウンドメディアを立ち上げたいと思いました。
はあ、そうですか。
それではスライドに戻りましょう。
ここまでの流れで「1」と「2」は説明しましたね。
ここからは「3」に関する話をしていきます。
ぶっちゃけ、ここからの内容がもっとも大事だといっても過言ではありません。
えっ・・・?

この国を覆い続ける“分かりやすい文章が書けない”というコンプレックスの渦動。
毎月のように刊行される「分かりやすい文章の書き方」に関する書籍に目を通しては、いまだ分かりやすい文章が書けなくて絶望を感じている人たち。
なぜ、そんな悲劇が起きているのか?
それはひとえに、“分かりやすいという言葉ほど分かりにくい言葉はない”からです!!
なっ・・・なんだってー!!!!!
・・・というわけで、苦節10年。
数多の制作案件を経て、不器用ながらにも辿り着いた「分かりやすさの本質」について、私の言葉で語ってみることにします。
ここからはしばしノンストップで参ります。
Section 3
「分かりやすい」コンテンツとはなにか?
体臭に悩んでいる人に教えてあげよう!体臭の原因と改善対策マニュアル
白髪を抜いても黒髪が生えてこない理由が判明!白髪になる原因とその予防対策
Section 4
相手の脳をラクにさせるコンテンツ演出
行動経済学・・・!?
はい。
カンタンにいえば“人間は考えるより先に身体が動くことが多い”ってことです。
クロエの香水を付けているブロンドの美人を見ると、フラフラ~と吸い寄せられてしまう、あれですか?
はい。
クロエの香水を付けているブロンドの美人を見ると、フラフラ~と吸い寄せられてしまう、あれです。
なぜ、ドラクエの武器屋はあれほど強いアイテムを売っているのに、しがない商売を続けたのか?
あえて隙をつくる・・・!
波動拳を連発して、あえて相手にこちらに飛びかからせたところを、昇竜拳で迎撃する的な感じですか?
なんだかよくわかりませんが、多分、そんな感じです。
隙があるからこそ、人は行動するのです。
ほほう、深いですね。
ふと思ったのですが、これって、現実社会にも適用できるテクニックだと思い始めてきました。
はい。
毎日毎日「忙しい、忙しい」と言っている人は飲み会に誘ってもらえないように、隙のない人生は自らのチャンスをつぶしてしまうのです。
「隙隙隙隙隙隙隙隙隙、愛してる」って歌もあるくらいですものね。
もしかして、それ、一休さんの歌ですか?
スマホやマウスを使うと指や手首が痛い人は必見!腱鞘炎の症状別の治し方(ドケルバン病など)
Section 5
信頼されるコンテンツをつくるために
NAVERまとめ内での「ナースが教える仕事術」が言及されている数(実際はもっと多い)
ふむふむ、なるほどです。
どうすれば信頼されるのか?という視点で考えれば、コンテンツの内容を最新の内容にブラッシュアップし続けることは必要ですね。
はい、そうなんです。
今回何度かご紹介した「ナースが教える仕事術」でもその点を重視して運用しています。
健康に関するノウハウはデリケートなので、ノウハウのエビデンス(証拠)はしっかり担保しておかないといけない。
だから、定期的に記事の内容を確認して、もし、ノウハウが古くなっているようなら、できるかぎりアップデートをするようにしています。
なるほどです。
Webが紙媒体などよりも優れている点は、「いつでも、どこでもブラッシュアップができること」ですから。
コンテンツのブラッシュアップを行わないということは、Webの利点の90%を潰してしまっています。
ふーむ。
そう言われてみると、コンテンツを作るだけ作って放置しているメディアって多いですね。
せっかく作ったコンテンツなのに、ブラッシュアップを止めてしまうなんて勿体ない・・・。
はい、そうなんです。
まあ、ニュースサイトのように話題を毎日のように発信し続けるスピード命のメディアの場合は、コンテンツのブラッシュアップをしている余裕はないのかもしれませんが、スピード命でないメディアの場合は、ブラッシュアップを意識したコンテンツ運用をすべきです。
また、その際には、情報の信用度の担保だけでなく、アクセス解析などを使って得られた「ユーザー行動」に沿って、「もっとこう書けば読みやすくなるのかも」といった視点でブラッシュアップしてください。
では、いよいよ、まとめに入りましょう。
全238枚にわたるスライドも、あと少しで終わりです。
Section 6
まとめ
ウェブライダー松尾さん、本日はどうもありがとうございました。
こちらこそ、ありがとうございました。
その着ぐるみ、夏場は超絶蒸れそうですね。
もし、夏バテならぬSEOバテで元気が出ないというときは、心の最適化が足りないのかもしれません。
そんなときは、ぜひ、以下の歌もお聴きください。
(ウェブライダーの楽曲はApple Musicでもお聴きいただけます)
最後にちょっとお知らせ
現在、ウェブライダーでは、「分かりやすさ研究所」という部署を立ち上げ、人間の行動分析を軸に、「分かりやすいコンテンツとはどういうものなのか?」ということを研究し続けています。
企業様へのSEO向けコンテンツ制作のコンサルティングや、社内研修、ライティングノウハウを学ぶためのセミナーの開催などをおこなっているほか、「ナースが教える仕事術」「沈黙のWebマーケティング」「沈黙のWebライティング」のようなWebコンテンツ制作もおこなっています。
・・・という感じで、ウェブライダーではコンテンツ制作にかかわる諸々のお仕事を加速させておりますので、もし、ウェブライダーにご興味のある方は、ぜひお問い合わせください。
(ただし、コンテンツ制作の場合には事前の単発コンサルティングをお願いしております)
ご期待ください。