ひろぴーです。
8月に入り、本格的な暑さになってきました。
相場も夏枯れ相場と昔から言われるように、あまりチャートが動かなくなってきます。
海外勢が10日間~2週間と休暇に入るためです。
8月10日~20日は特に閑散としてくるのがセオリーですので、我々もお休みで良いのではないでしょうか。
今日は夏休み企画ネタをご紹介したいと思います。
豪ドル円は8月に非常に下がりやすい傾向がございます。
下記の月足チャートをご覧ください。
2006年~2016年の8月9日現在までの豪ドル円月足チャートです。
オレンジの四角く囲った箇所がそれぞれの年のローソク足なのですが、ご覧の通り、2006年~2015年の10年間で豪ドル円が陽線が出現したのはわずか2回のみです。
2006年と2014年の白矢印で記したときのみ。
そのほかは全て陰線なのですね(笑)
特に目立った理由があって陰線ばかりという訳ではないのですが、一応市場アナリストの解釈によりますと、
1.高金利通貨は夏休みや冬休みなど売られやすい。
2.例年8月は円高に傾きやすい傾向がある。
だそうです(笑)
単純ですが、いわゆる、投資家が夏休みや冬休みなどの長期休暇中は相場が動かないという理由で前々から高金利通貨の組み合わせで投資を行っているようです。
今でこそ、豪ドルは全く高金利ではありませんが、昔は4~7%もついていた通貨ですので、豪ドル円を1万通貨ポジションつくれば毎日100円以上の金利がついたものです。
7%の時代である2007年や2008年は毎日強烈な金額が付与されておりました。
そう考えますと、2007年や2008年の月足の下落っぷりは半端がないかもしれませんね(笑)
ポジションがだいぶ偏っていた証拠だと思います。
この動きを狙ってストップを付けに行っていたのかもしれません。
またドル円もしかり、8月は円高説が多いです。
こちらもいわゆる、リスクオンポジションなどのストップをつけにいく動きが出やすく、そして秋相場は長年リスクオフになりやすいため、その初動といった値動きなのでしょうか。
さて、今年の8月はどうでしょうか?
現在は、ドル円も豪ドル円も上昇しております。
ここの判断は非常に難しいところなのですが、昨年はチャイナショックが8月の下旬にございました。
1日にドル円が6円も下落して、そして急騰などといった不意打ちです。
しかし、その動きは6月から中国が不安定な値動きでしたし、7月も8月もそれを継続していたため、僕的には準備ができていた値動きでした。
2014年や2015年は夏枯れ相場とはどこ吹く風。
いつも通り、中々なボラテリティを保ちながら動いておりました。
おそらく、AIの発達により、休み中でもシステムが稼働していたのかもしれません。
今年のお盆休みは僕は帰省先でトレードするのですが、意外と期待もしております(笑)
今現在に限っては個人的にはドル円は上昇する分析をしておりまして、オジドルまでもが上昇しており、豪ドル円も上昇するのではないかと考えております。
理由はコモデティ価格の上昇も顕著でして、特に鉄鉱石の価格があと少しで今年の高値、昨年の高値をブレイクしそうだからです。
よって、鉄鉱石価格と密接な関係のある豪ドルは、鉄鉱石の高値をブレイクしますと長期トレンドが転換しますので、少し利上げ方向で織り込みにいくのかもしれないです。
おそらく期待で少し買われ始めているのかもしれませんね。
またすでにオーストラリアの政策金利は1.5%ともう高金利でも何物でもありませんのであらかじめ買われてもいなさそうです。
そういった意味で2016年8月の豪ドル円月足下落説はあまり気にすることはないように考えております。
ただ、こういった長期休暇を挟む月の高金利通貨は過去の実績をみても下落している傾向が強いことは覚えておいてくださいね!
以上、本日は夏休み企画っぽぃ小ネタでした(笑)
注:当コラムはあくまで執筆者の個人的な見解になります。当コンテンツ側からの売買取引を促す目的として提供している内容ではなく、あくまでもコラムニストの意見を掲載させて頂いております。
少年の心を忘れないアラサーリーマンです。将来を考えて給料だけでは不安だ、収入源を増やそうと100万円でFXを始めました。しかし、3ヶ月持たずに100万⇒15万へ減らし(涙) そこからFXの手法研究の日々を過ごし、ひと通りチャート分析手法を身につけます。が、それでも勝てず。結局、シンプルイズベストにして、トレンドに順張りする事に集中したら勝てるように。昨年も月単位で負けたのは2ヶ月で年間では本業と同じくらいの利益を出せるレベルまで来ました。僕が負け組初心者トレーダーから月10万円突破するまでに注意したポイントも紹介していますので是非チェックして下さい!⇒こちら
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