『読書は一冊のノートにまとめなさい』を読みました。
本を読んだ目的
「読んだ証を残したい」
ブログを書くようになってから、本を読む量が増えてきました。
でも、ただ読むだけではなく、カタチに残したいな~って思っていたところにこの本を見つけました。
読み始めてみたらワクワクして、夢中で読んで、あっという間に読みおわってしまいました。
この本を読んでワクワクしたこと3つ
1.読書は技術だと言っているところ。
あかちゃんが歩けるようになるのと同じで、読書も少しづつ行っていくからうまくなっていくんだと書かれています。
特に必要なのは、「取り入れる技術」だそうで、一冊一冊からきちんと自分なりに何かを学ぶようにしていこうと書いてあります。
本から学ぶ努力を重ねることで、読書の技術は向上していくということです。
読書をもっとうまくできるようになりたい!と思ったらワクワクしました。
2.ノートで本を血肉にするという考え方
「読みっぱなしは読んでないのと一緒」
と、この本は主張しています。
そこまで言わんでも…とは思いますが、何も残さなかった本は、「ためになったね~ためになったよ~」意外に思い浮かびません。
↑「ためになったよ~」でおなじみの、もう中学生。
(もっとテレビに出てほしいな~。)
作者はこんな問いを投げかけています。
次のような問いに答えることができるでしょうか。
・どんなことが書かれていましたか?
・特に気に入ったくだりは?
・どんな影響を受けましたか?
・どういう点がすぐれていましたか?
この問いにはなかなか答えられないものです。
そうして、作者は考えたのです。
読んだのに残らない。それは、読んでいないのと同じではないか、と。
「もし仮に100のうち、1か2はエッセンスとして残ったとしても、いくらなんでも効率が悪すぎる。100のうち100や90とまでいかないにしても、20か30くらいは残ってほしい」
作者はそう考えて、読書ノートをつけるようになったそうです。
この本のなかで、「本を血肉にする」という表現がちょこちょこ出てきます。
読んだ本を血肉にしよう!と思ったらワクワクしてきました。
3.ノートを「読書体験」のパートナーにするという考え方
読書をフローでとらえると次のようになると書かれています。
①探す
②買う
③読む
④記録する
⑤活用する
このフローを一冊のノートでマネジメントしちゃおう!
もっと言ったら、ノートを読書のパートナーにしちゃおう!
と書いてあります。
一冊のノートが「読書体験」のパートナーになるなんて!って思ったらワクワクします。
読んだ内容を財産にする「読書ノート」のつくり方
まずは、新しいノート1冊とペンを用意してください。特別な道具は何も要りません。
ノートに入れておきたい最低限の情報を書きます。
・ノートを書いた日付
・本のタイトル
・著者名
上記の3点に加えて、次の2点を記録しておきます。
・自分にとって重要な記述(抜き書き)
・その文章に対しての自分の感想(コメント)
これだけで読書ノートはできちゃいます。
「読書は一冊のノートにまとめなさい』を実践してみた。
枠の中が、自分の考えで、枠の外が抜き書きです。
本の全体像をつかめるように、まとめてみたりもしました。
写真だと読みづらいと思うので、ノートの中に一部を書いておきます。
抜き書き部分
読書ノートが自分をつくる
読書ノートは「本との付き合いの証」です。
通常は、本棚に本があることが、「その本を読んだ」ということを表していますが、読書ノートがあれば本自体が手元になくても、「付き合いの証」が残ります。
だから、もしその本を再読しないのであれば、読書ノートさえ手元にあれば、書籍自体は手放していいことになります。
自分の考えの部分
このように、引用を書き写すのはなかなか大変な作業だけれど、それが「本との付き合いの証」となると思うと、楽しくなる。
読書ノートはひとことだっていい!
こんな風にノートを作っていくのは、なかなか大変です。
時間をかけすぎないために、自分にとって大切なことに徹底してフォーカスしていきましょうと、この本は教えてくれています。
必要なことに着目し、自分の体に落とし込む。そして一言でいいから自分の考えを記す。
そうやってノートを作っていくのだそうです。
まとめ
読んでいくうちに、作者がいちばん伝えたいことは、
「本の内容を深く吸収してオリジナルの思考を磨くこと」
だということがわかりました。
ノートに落とし込むことによって、自分の考えを生み出し、磨くことができる。
それが言いたいんだなと。
だから、「読書は一冊のノートにまとめなさい」って言ってるんだ。
と、気がつきました。
でもこれも、読書ノートを書いたから気がつきました。
本を読んでも自分の考えというものが無かったので、読書ノートを通じて自分の考えを磨いていこう!と思いました。
サバンナ八木が、ブランド物のバッグは持ってないけど怪獣100体持ってるみたいに、本100さつ分持ってる!って言いたいです。
アマゾンで、kindle ultimate というサービスがはじまりましたね。
(まちがえた、キンドルアルティメットじゃなかった。)
kindle unlimitedというサービスがはじまりましたね。
たくさん本が読めるシステムで、いいな~と思います。
でもたくさん読んでも読みっぱなしだともったいないので、一言でもその本を象徴する部分の欠片をノートに残していくと、もっといいのかなと思いました。 (^v^)Y
ノートに控えておいたら、ブログも書きやすかったです。
大切にしたいことば
たとえ一言でも、自分の本物の言葉が書ければ、読書ノートを作った甲斐がある。
以上でした~。
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