村山恵二
2016年8月12日05時08分
RKB毎日放送の東京報道部長、神戸金史さん(49)は、7月29日午前2時ごろに帰宅すると、パソコンに向かった。長男(17)が小さかったころに見た夢から始まる文章を一気に書き、フェイスブックに投稿した。相模原市の障害者施設「やまゆり園」で起きた惨事から3日が経っていた。
3歳で自閉症と診断された息子が、もし障害を持っていなかったら。そんな夢想で始まり、老いや事故で誰もが次第に障害を負いながら生きていくことに気づき、「息子よ。そのままで、いい」「あなたが生まれてきてくれてよかった」と続く文章。2千を超えてシェアされ、「いいね!」は1万に迫った。
「障害者なんていなくなればい…
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