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2016年08月12日 07時53分 UPDATE

「体操日本女子はピカチュウみたい」と仏テレビ解説者 批判受け「人種差別では断じてない」と釈明 (1/2)

リオ五輪の体操女子団体総合のテレビ中継で、日本選手をピカチュウに例えたフランス人解説者の発言に、「人種差別的だ」との批判が寄せられ、謝罪と釈明に追われる事態になっている。

[産経新聞]
産経新聞

 リオデジャネイロ五輪の体操女子団体総合のテレビ中継で、日本選手を人気アニメ・ゲーム「ポケット・モンスター」の人気キャラクター「ピカチュウ」に例えたフランス人解説者の発言に、「人種差別的だ」との批判が寄せられ、謝罪と釈明に追われる事態になっている。

画像 9日の体操女子団体決勝で4位に入賞しダブルピースする(左から)宮川紗江、内山由綺、寺本明日香、杉原愛子、村上茉愛=リオ五輪アリーナ(撮影・桐山弘太)
画像 昨年開催された「ピカチュウ大量発生チュウ!」(c2016 Pokemon.c1995−2016 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.)

 仏メディアによると、矢面に立たされているのは仏国営「フランス2」でゲスト解説を務めたトマ・ブーアイ氏。2008年北京五輪の体操男子種目別跳馬の銀メダリストで、フランス代表チームの監督を務めたこともあるという。

 ブーアイ氏はチームメートと抱き合って喜ぶ日本選手の様子を見て、「まるでアニメを見ているみたい。そこら中に小さなピカチュウがいるようだ」と発言した。

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