リオデジャネイロ五輪の体操女子団体総合のテレビ中継で、日本選手を人気アニメ・ゲーム「ポケット・モンスター」の人気キャラクター「ピカチュウ」に例えたフランス人解説者の発言に、「人種差別的だ」との批判が寄せられ、謝罪と釈明に追われる事態になっている。
仏メディアによると、矢面に立たされているのは仏国営「フランス2」でゲスト解説を務めたトマ・ブーアイ氏。2008年北京五輪の体操男子種目別跳馬の銀メダリストで、フランス代表チームの監督を務めたこともあるという。
ブーアイ氏はチームメートと抱き合って喜ぶ日本選手の様子を見て、「まるでアニメを見ているみたい。そこら中に小さなピカチュウがいるようだ」と発言した。
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