9日、71回目の日 平和公園で祈念式典
長崎は9日、71回目の「原爆の日」を迎える。長崎市の平和公園で平和祈念式典が開かれ、原爆投下時刻の午前11時2分に黙とうをささげる。田上富久市長は平和宣言で核保有国など各国のリーダーに被爆地への訪問を要請する。式典には安倍晋三首相や米露など核保有国を含む53カ国(8日現在)の駐日大使ら代表が参列する。
また、8日には長崎市内で日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の結成60周年を記念した集会が開かれ、田中熙巳(てるみ)事務局長が「今後も力を振り絞り、核兵器廃絶を求める活動を続ける」とあいさつした。【大平明日香】