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［ソウル ８日 ロイター］ - スタンダード・アンド・プアーズ（Ｓ＆Ｐ）は、韓国の長期ソブリン格付けを「ＡＡマイナス」から「ＡＡ」に引き上げた。
見通しは「安定的」としている。
Ｓ＆Ｐは「安定的な成長により経済は繁栄し、財政および金融の柔軟性は高まり、対外状況は継続的に改善しているとのわれわれの判断が格上げに反映されている」と発表した。
さらに、今後２年間は格付けに変更はない見通しだとし、それ以降の経済は、富が一段と増加し、労働力が高齢化し、中国の経済成長が鈍化するとともに、他の先進国の平均に戻る可能性がある、と指摘した。
また、経済は十分多様化しており、単独の産業や輸出市場への依存はない、との見方を示した。
Ｓ＆Ｐの韓国の信用格付け引き上げは、昨年９月以降で初めてとなる。
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