おばあちゃんのレシピノート:塩レモンに漬けて焼く鶏肉料理
想像するのがむずかしい料理ですよね。「かしわレモン焼」とおばあちゃんのレシピには書いてあります。塩レモンといっても、塩とレモンを鶏肉に漬けこむってことです。それは塩レモンとはいわないのかなと疑問に思いつつ。これはわたしの大好きな料理です。ご自分で作れないかたは、「わたしのお家にお越し頂いたら、お作りします!」と言いたいくらい、召し上がってほしい料理です(笑)
鶏肉の栄養素はタンパク質とビタミン
言わずもがな、鶏肉の栄養素は良質のタンパク質です。よく使われるのは鶏もも肉と鶏むね肉です。
ももは脂肪分の少ない鶏肉のなかでも、脂肪分が高い部位です。タンパク質の他には、ビタミンB2とB12が含まれています。ビタミンB2は、エネルギーの生成に関わっています。またビタミンB12は 赤血球の生成や再生に関わっています。体をよく動かす人は摂取したい栄養素です。
むねは脂肪分が少ない部位です。こちらもビタミンKとビタミン6が含まれています。それぞれ、血と骨、筋肉を生成するのに関わっています。
鶏肉は、牛や豚とくらべて脂肪分が少なく、ダイエットにもよいですし、体のリズムを整えて、美肌づくりにも効果的です。いろんな調理法を覚えておいしくいただきたいものです。
キャベツは加熱すると栄養が少なくなります
キャベツには、抗酸化作用のあるビタミンCと、胃腸の粘膜を保護してくれるビタミンU、そしてじょうぶな骨つくりに関わるビタミンKが含まれています。これらは加熱すると半分以下になってしまいます。しかし生キャベツもいいですが、ゆでたキャベツもおいしいし、たくさんいただけますからね。
鶏肉のレモン焼のレシピ
大好物の料理です。何ともいえないほどおいしいんです。おばあちゃんはももを使います。わたしはむね肉です。みなさんはお好みで、ももでもむねでもささみでも、大丈夫です。
下ごしらえ
鶏肉1枚(250gくらい)に下味をつけます。
- 塩 小さじ1
- レモン汁 大さじ1
- 酒 大さじ1
キャベツ1/4をゆでて、千切りにして水気を切っておきます。青ネギ(万能ネギのように細いもの)は3本ほど4センチくらに切ります。
タレの調味料を合せておきます。
- レモン 1個半(大さじ3)
- 砂糖 大さじ2
- 薄口醤油 小さじ1
鶏肉のレモン焼き作りましょう
フライパンに多めの油を入れて、180度で揚げ焼きします。鶏肉は片栗粉をまぶしてください。揚げ焼きをしなくても、揚げ油を使って揚げてもOKです。
分厚く切ってしまったので、かなり時間をかけて焼いています。もう少し油を入れたほうが早く焼けたかも。火が通るまで根気よく焼きました(笑)
下ごしらえで合わせておいたタレの調味料をひと煮立ちさせます。ぶくぶくし始めたら止めてください。長い間、煮詰めると砂糖が焦げます!
茹でて千切りしたキャベツをお皿に盛って、上に鶏肉をおき、ネギをちらします。そしてタレをかけて、完成です!!!おいしそうですね。うんうん。
用意する材料
- 鶏もも肉 1枚(250g程度)
- キャベツ 1/4
- 青ネギ 3本ほど
- レモン 2個半 (レモン一個が大さじ2です)
- 薄口醤油
- 砂糖
- 酒
- 塩
さいごに
わたしの大好きな料理です。鶏肉はおいしいし、健康にも肌にもよい。レモンと砂糖の甘酸っぱいタレが最高に合います。ほんとうにおいしいです!