リオデジャネイロオリンピック、カヌー・スラローム男子カナディアンシングルで、羽根田 卓也選手(29)が、カヌー競技で史上初のメダルを獲得した。
羽根田選手は「この日を夢みて、ずっとトレーニングしてきたので、やっと(メダルを)取れたなっていう気持ちでいっぱいです」と話した。
待ちに待った、日本カヌー史上初のメダル。
手にしたのは、羽根田 卓也選手だった。
カナディアンシングルの決勝。
準決勝を6位で突破した羽根田選手が、メダルを目指した。
カヌー・スラロームは、タイムと得点で争う競技で、ポールとポールの間を通る。
ポールに当たるとペナルティーが課されるが、羽根田選手は、正確なパドルさばきで、ゲートを通過していった。
羽根田選手は、このあと3位となり、カヌー競技としては、日本はもちろん、アジア勢初のメダルとなる銅メダルを獲得した。
この快挙に、地元でも大歓声が上がった。
羽根田選手は「日本人が、この競技でメダルを取るっていうことは、自分で言うのもあれですけど、本当にすごいことだと思いますね。本当に、やっと(メダルを取れた)という気持ちでいっぱいです」と話した。