タイ保養地で爆発 1人死亡 21人けが

タイ中部にある外国人観光客に人気の保養地、ホアヒンの繁華街で、現地時間の11日夜遅く、2回にわたって爆発があり、タイ人の女性1人が死亡したほか、外国人10人を含む少なくとも21人がけがをしました。
タイ中部の保養地、ホアヒンで現地時間の11日午後11時ごろ(日本時間の12日午前1時ごろ)、2回にわたって爆発がありました。
現地の警察や病院関係者によりますと、この爆発でタイ人の女性1人が死亡したほか、外国人10人を含む少なくとも21人がけがをしたということですが、日本人は含まれていないということです。
現場は外国人観光客に人気のレストランやバーなどが建ち並ぶ繁華街で、警察は観光客を狙って何者かが爆弾を仕掛けた可能性があるとみて調べています。
これまでのところ犯行声明は出ていませんが、ホアヒンはタイの王室の宮殿もある保養地で治安がよいことで知られているほか、12日は王妃の誕生日を祝う祝日で、王室ゆかりの地で起きた爆発に衝撃が広がっています。
タイでは11日、南部のトラン県でも1人が死亡する爆発事件が起きています。