高岡市万葉歴史館の「体感!『ちはやふる』と競技かるたの魅力」は6日、高岡市生涯学習センターで開かれた。競技かるた日本一を決める大会で10連覇を果たした楠木早紀永世クイーン(27)の講演や模擬試合を通じ、約350人が百人一首の世界に親しんだ。
楠木さんは講演で、競技かるたの魅力や自身の練習法について紹介。「本番に向け、あらゆる場面を想定して練習したことが強さの源だと思う」と話した。テニスや書道などの習い事がかるたにも役に立ったとし、「いろんなことを経験し、好きなことに情熱を注いでほしい」と子どもたちに呼び掛けた。