【巨人】江柄子、「故郷・神宮」で1100日ぶり白星目指す…12日ヤクルト戦先発
2016年8月11日15時14分  スポーツ報知
巨人の江柄子裕樹投手(29)が、故郷で自身1100日ぶりの白星を目指す。12日のヤクルト戦(神宮)の予告先発が発表され、デイビーズとの投げ合いが決定。出身は東京・渋谷区立原宿外苑中で、神宮球場まで徒歩15分という近さ。2013年8月8日のDeNA戦(横浜)以来のプロ2勝目に向け「気負わず、自分の力を出せればいい」と意気込んだ。
今季は5月4日の広島戦(東京D)で先発。2年ぶりの1軍登板となったが、不運な当たりもあり5回途中5失点で黒星を喫し、2軍に降格した。だが、ファームでは好調を維持。ここまで9勝1敗、防御率1・80、勝率9割の成績を残し、勝利数、防御率、勝率はいずれもリーグトップだ。
チームは菅野が左足親指のマメのため登録抹消。ローテの谷間となる12日の先発候補には中継ぎとして1軍に帯同している高木も挙がっていたが、2軍での好調ぶりを買われて江柄子が抜てきされた。
茨城・つくば秀英高を経て進学した明大時代にも何度も登板し、慣れ親しんだ神宮のマウンド。3年ぶりの勝利をつかみにいく。