稀勢の里、夏巡業復帰へ 5度目の綱取りに向け始動
2016年8月9日21時12分  スポーツ報知
大相撲の夏巡業を右足首痛のけがで初日から休場していた大関・稀勢の里(30)=田子ノ浦=が10日の福島場所(福島市国体記念体育館)から復帰する。関係者によると9日に福島市入りしており、稽古場に姿を見せ、幕内土俵入りにも参加予定。秋場所(9月11日初日・両国国技館)で挑む5度目の綱取りに向けて本格的に始動することになる。
福島場所は、2010年以来6年ぶりとなる福島市での開催。今年の夏巡業は関取衆18人が初日から休場し寂しい状況が続いていただけに、綱取り大関の復帰はファンにとっても朗報だ。担当の枝川親方(元幕内・蒼樹山)は、「稀勢の里関をファンの方に生で見て欲しい。当日購入できるチケットもまだあります」と来場を呼びかけた。席種は(1人・1万4000円)からイスA席(5000円)まで6種類。