体操
男子個人総合決勝
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【速報終了】内村が逆転で金メダル、2連覇達成!
| 順位 | 選手名 | 国名 | 得点 |
|---|---|---|---|
| 1 | 金メダル 内村航平 |
|
92.365 |
| 2 | 銀メダル オレグ・ベルニャエフ |
|
92.266 |
| 3 | 銅メダル マックス・ウィットロック |
|
90.641 |
| 11 | 加藤凌平 |
|
88.590 |
詳細
内村、大逆転で2大会連続の金メダル
体操男子の個人総合決勝が日本時間11日に開催され、内村航平、加藤凌平(ともにコナミスポーツ)が出場。内村が6種目合計92.365点で、ロンドン五輪に続き2大会連続の金メダルを獲得した。加藤は88.590点で11位となった。
内村、加藤ともに第1班でゆかからのスタート。内村はゆかでトップとなる15.766点で幸先の良いスタートを切るが、海外勢にリードを許す。すると、5種目目の平行棒ではオレグ・ベルニャエフ(ウクライナ)が16.100点の高得点をマークし、最後の鉄棒を残してトップのベルニャエフと内村の差は0.901点差となった。
しかし、5番目に試技を行った内村が、完璧な演技を見せ15.800点を記録。残すベルニャエフの演技を待った。ベルニャエフの鉄棒もミスなく演技を終えたが、着地でやや跳ねてしまう。ベルニャエフの得点が表示されると14.800点。内村が0.099点差で逆転した。
内村はこれでロンドン五輪に続き2大会連続での個人総合制覇となった。
■予選結果
第1種目はゆか
体操個人総合に出場する24選手が入場。内村と加藤は、共にゆかスタートの組に入る。
内村航平のゆか。
C+E難度の技からスタート。着地でやや後ろに跳ねたが問題なく技を決める。その後も確実に演技を続け、最後の3回ひねりもピッタリ着地を止め、安定した演技を見せた。
Dスコア(演技の価値点)6.900点、Eスコア(演技実施の完成度)が8.866点、合計15.766点で演技を終えた。
加藤凌平のゆか。
最初2回のジャンプは技も着地も決めたが、3つ目の技で着地の際、やや体が崩れた。その後は問題なく演技を続け、最後の後方3回ひねりもしっかりと着地を決める。
Dスコアが6.700点、Eスコアが8.566点、合計15.266点で演技を終えた。
第2種目はあん馬
第3種目はつり輪
第4種目は跳馬
| 順位 | 選手名 | 国名 | 得点 |
|---|---|---|---|
| 1 | 内村航平 |
|
15.566 |
| 8 | 加藤凌平 |
|
15.058 |
第5種目は平行棒
トップに立つベルニャエフの平行棒。
Dスコアが7.100点、Eスコアが9.000点、合計16.100点で演技を終えた。
加藤凌平の平行棒。
序盤からD難度の技をしっかり決めていったが、最後の着地で後ろに数歩バランスを崩してしまう。
Dスコアが6.600点、Eスコアが8.300点、合計14.900点で演技を終えた。
内村航平の平行棒。
序盤からきれいな逆立ちを見せ、とび技も高さのある演技を見せる。最後の着地は一歩前に跳ねてしまった。
Dスコアが6.800点、Eスコアが8.800点、合計15.600点で演技を終えた。
第5ローテーションを終え、内村が76.565点で2位のまま。トップのベルニャエフとは0.901点差。加藤は74.690点で7位。メダル圏内の3位とは0.751点差となっている。
最終種目は鉄棒
加藤凌平の鉄棒。
最初のカッシーナをしっかり成功させると、トカチェフ、コールマンと離れ技を成功させる。しかし次の離れ技のアドラーで落下してしまう。それでも最後まで演技を続け、着地はピッタリ止める。
Dスコアが6.500点、Eスコアが7.400点、合計13.900点で終えた。
内村航平の鉄棒。
最初のコバチ、次のカッシーナと離れ技を成功させる。次のコールマンも成功させ、最後の着地はピッタリと決める。
Dスコアが7.100点、Eスコアが8.700点、合計15.800点で演技を終え、最終の演技者の結果を待つ。
トップに立つベルニャエフの鉄棒。
ミスなく離れ技を成功させ、着地も軽く前に飛ぶ程度で止める。
Dスコアが6.500点、Eスコアが8.300点、合計14.800点で演技を終えた。
全種目を終え、内村が92.365点で逆転の金メダル。五輪2連覇を達成した。加藤は最後の鉄棒で大きく順位を落とし、88.590点で11位。入賞を逃した。