男子個人総合決勝で金メダルが確定し、銀メダルのウクライナのベルニャエフ(左)と抱き合う内村航平=リオデジャネイロ(共同)【拡大】
リオデジャネイロ五輪第6日(10日=日本時間11日、リオ五輪アリーナ)最終種目の鉄棒で内村に逆転され、0・099点差で金メダルを逃したベルニャエフ(ウクライナ)は、「コウヘイは伝説の選手。世界で一番クール。素晴らしい経験なったし、ショーとしてみている人を楽しませることができた」と満足そうな笑みを浮かべた。
絶対王者から「次に一緒に試合をやったら勝てない」といわしめたが、「彼が自分の実力を疑っていることなんて絶対にない。一緒にこれからも競技をしたい」と再戦を熱望した。
銅メダルのウィットロック(英国)は、「言葉が出ない。冷静さを維持して最後に着地を決めるなんてクレイジーだ」と脱帽していた。