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【大リーグ】

マエケン11勝

2016年8月11日 紙面から

5回、1死一、三塁のピンチを併殺で切り抜け、ガッツポーズする前田=ロサンゼルスで(共同)

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◇ドジャース9−3フィリーズ

 【マイアミ穐村賢】米大リーグは9日、各地で行われ、ドジャースの前田健太投手(28)はロサンゼルスでのフィリーズ戦に先発で5回を投げ、2本塁打を含む6安打3失点ながら自身3連勝となる11勝目(7敗)を挙げた。試合は9−3でチームは4連勝。7日にメジャー通算3000安打を達成したマーリンズのイチロー外野手(42)はマイアミでのジャイアンツ戦で代打で出場し、投ゴロだった。チームは2−0で勝った。

 前田は逆球が目立ち、5イニングで球数は104。2被弾など6安打3失点。それでも大量援護に守られ、チーム最多タイ、自身3連勝。チームは5月14日以来87日ぶりでジャイアンツと並ぶナ西地区首位に浮上した。

 「本当だったら、勝てるような投球ではなかった。もどかしかった」。時事電などによれば、前田は浮かない表情だった。「全ての球種の感覚が良くなくて、コントロールが定まらなかった。ファウルで粘られたりして球数がかさんだ」

 それでも、投球回数はチーム最多の130イニング2/3となり、90イニングから10イニングごとに設定された出来高25万ドル(2530万円)をゲット。今季獲得した出来高は、ベース年俸300万ドル(3億300万円)を上回る340万ドル(3億4300万円)となった。

 

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