蹴球探訪
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【プロ野球】山田登録抹消 左第8肋骨骨挫傷2016年8月11日 紙面から
ヤクルトに今季最大の衝撃が走った。孤軍奮闘してきた山田哲人内野手(24)が10日、名古屋市内の病院で磁気共鳴画像装置(MRI)検査を受けた結果、左第8肋骨(ろっこつ)骨挫傷と診断され、登録を抹消された。7月30日巨人戦(東京ドーム)の第4打席、田原から背中に受けた死球が原因という。山田は「死球の後の筋肉が固まった感じは良くなってきていたが、昨日の(試合前)フリー打撃の時にブチッときた。しっかり休んで早く戻れるようにしたい」と話し、試合前に帰京した。 川端チーフトレーナーは「骨挫傷というのは骨折やヒビの手前」と説明。真中満監督(45)は「去年のように優勝争い中なら、抹消せず代打待機させていたと思う。今はそこまで無理させる必要はないと判断した。(再登録まで最短の)10日間で完璧になって、戻って来る可能性も十分あると思っている」と、早期復帰の期待をかけた。 既にシーズン規定打席はクリア。2年連続トリプルスリーに向け、打率3割2分9厘、33本塁打をマークしているが、盗塁はまだ27個。最短20日に復帰すれば、残り27試合で3盗塁成功させなければいけない。DeNA・筒香と争う本塁打、打点のタイトルについては痛いブランクになる。 チームは昨年の打点王・畠山、首位打者・川端と雄平が長期離脱しており、昨年優勝の原動力になった『三冠打線』が崩壊。西浦、今浪が中軸に名を連ねている現状に、指揮官は「チームにとってもちろん痛いが、若手にはチャンス。なかなかできない経験と思って、この機に何かをつかんでほしい」と、若手にハッパを掛けていた。 (竹村和佳子) PR情報
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