壮絶なる2万人の熱狂 BABYMETALがSSAで示した次なる道
2015年01月13日 07時00分
昨年3月の武道館・黒い夜公演後、棺桶に乗り旅だった3人が、ステージ上に戻ってきた。再び日出づる国へ……。"メタルレジスタンス第三章"の幕開けだ。
「キツネ~キツネ~」のSEに拳を振り上げ早くも臨戦態勢の観客たち。キツネの面を着けた3人は天井から降りてきた橋を渡りセンターの出島へ。新年に相応しく『メギツネ』で狂乱の宴はスタートした。最前方のA・Bブロックは、すし詰め状態ではなく3人がステージや出島を移動するにつれラクに場所を移せる程度にスペースが保たれている。
赤いライトにグリーンのレーザーがミックスされた空間の中『いいね!』が始まる。ブレイクでは橋をステージ方向に戻りながら「Are You Ready?」と煽る3人。「セイホー! SSA!」と盛り上げる。続いては昨年12月の豊洲PITでお披露目された新曲。「あわあわドリーマー」と可愛らしい歌詞がポップなメロディラインに乗り、初見でも盛り上がりやすい曲だ。
荘厳なSEに続きSU-METALのソロ曲『紅月-アカツキ-』が始まる。しっとりと冒頭部分を歌い上げ、ツインギターに乗り「アカツキだー!」と叫ぶSU-METALの姿は神々しいほどに輝いている。高音部の歌唱も伸びやかで、今日は安心して聞いていられると確信した。
YUIMETALとMOAMETALの『おねだり大作戦』では一転して雰囲気はガラッと変わり、屈強なメタラーたちでさえも表情を緩め夢中になってしまう。この2人の魔性の魅力こそ、欧米のメタラーたちを陥落させた要因の大切な1ピースだと感じる。カワイイは正義、カワイイに国境はないのだ。
神バンドの短いソロに続いての『Catch me if you can』では両サイドの出島にYUIMETALとMOAMETALが出現。突如至近距離で二人を目撃した上手・下手前方のファンは狂喜乱舞。いつもより広いスペースを使ってのパフォーマンスも新鮮だ。『ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト』では「SAY!」「COME ON!」とSU-METALの観客への英語でのレスポンスも板に付いてきた感がある。
『4の歌』ではフロア一体となって「よんよん!」と盛り上がる。YUIMETALとMOAMETALは「みんな!行くよ~!」と叫び、左右そしてセンターの出島を行き来し可愛くパフォーマンス。「大きな声出して!」「まだまだ全然足りないよ!」とフロアを煽る。この日前半のクライマックスと言える盛り上がりに沸いたフロアは、続く神バンドのソロタイムでもヒートアップ。両ギターとベースの神は3つの橋を渡り、観客のより近くで超絶プレイを見せつける。
続いてはがらりと雰囲気を変え、ダークな『悪夢の輪舞曲』だ。ピアノのイントロが心をかきむしる。センターの出島に現れたSU-METALの狂気を帯びた歌唱が突き刺さる。やがて真ん中の橋とともに天空を舞うSU-METAL。叙情的な旋律の『紅月-アカツキ-』とは別の、SU-METALのもう一方の側面の魅力を如実に見せてくれる楽曲だと感じる。
「キツネ~キツネ~」のSEに拳を振り上げ早くも臨戦態勢の観客たち。キツネの面を着けた3人は天井から降りてきた橋を渡りセンターの出島へ。新年に相応しく『メギツネ』で狂乱の宴はスタートした。最前方のA・Bブロックは、すし詰め状態ではなく3人がステージや出島を移動するにつれラクに場所を移せる程度にスペースが保たれている。
赤いライトにグリーンのレーザーがミックスされた空間の中『いいね!』が始まる。ブレイクでは橋をステージ方向に戻りながら「Are You Ready?」と煽る3人。「セイホー! SSA!」と盛り上げる。続いては昨年12月の豊洲PITでお披露目された新曲。「あわあわドリーマー」と可愛らしい歌詞がポップなメロディラインに乗り、初見でも盛り上がりやすい曲だ。
荘厳なSEに続きSU-METALのソロ曲『紅月-アカツキ-』が始まる。しっとりと冒頭部分を歌い上げ、ツインギターに乗り「アカツキだー!」と叫ぶSU-METALの姿は神々しいほどに輝いている。高音部の歌唱も伸びやかで、今日は安心して聞いていられると確信した。
YUIMETALとMOAMETALの『おねだり大作戦』では一転して雰囲気はガラッと変わり、屈強なメタラーたちでさえも表情を緩め夢中になってしまう。この2人の魔性の魅力こそ、欧米のメタラーたちを陥落させた要因の大切な1ピースだと感じる。カワイイは正義、カワイイに国境はないのだ。
神バンドの短いソロに続いての『Catch me if you can』では両サイドの出島にYUIMETALとMOAMETALが出現。突如至近距離で二人を目撃した上手・下手前方のファンは狂喜乱舞。いつもより広いスペースを使ってのパフォーマンスも新鮮だ。『ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト』では「SAY!」「COME ON!」とSU-METALの観客への英語でのレスポンスも板に付いてきた感がある。
『4の歌』ではフロア一体となって「よんよん!」と盛り上がる。YUIMETALとMOAMETALは「みんな!行くよ~!」と叫び、左右そしてセンターの出島を行き来し可愛くパフォーマンス。「大きな声出して!」「まだまだ全然足りないよ!」とフロアを煽る。この日前半のクライマックスと言える盛り上がりに沸いたフロアは、続く神バンドのソロタイムでもヒートアップ。両ギターとベースの神は3つの橋を渡り、観客のより近くで超絶プレイを見せつける。
続いてはがらりと雰囲気を変え、ダークな『悪夢の輪舞曲』だ。ピアノのイントロが心をかきむしる。センターの出島に現れたSU-METALの狂気を帯びた歌唱が突き刺さる。やがて真ん中の橋とともに天空を舞うSU-METAL。叙情的な旋律の『紅月-アカツキ-』とは別の、SU-METALのもう一方の側面の魅力を如実に見せてくれる楽曲だと感じる。
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