ロシアのプーチン大統領は10日、ロシアがウクライナから併合したクリミア半島に対してウクライナの特殊部隊が「テロ攻撃」を試みたとして、ウクライナ側との対話を中断する考えを示した。一方、ウクライナのポロシェンコ大統領はクリミア攻撃を全面否定して激しく反発。ロシアとウクライナの関係が急速に緊張している。
ロシア連邦保安局(FSB)は10日、ウクライナ国防省情報総局が6日から8日にかけて行った「クリミアでのテロ行為」の試みを阻止し、その際の戦闘でFSBの職員1人とロシア国防省の軍人1人が死亡したと発表した。
プーチン氏はこれを受けて、9月に中国・杭州で予定されていたポロシェンコ氏、メルケル独首相、オランド仏大統領との4首脳会談について「やる意味がなくなった」と述べた。
中国での4首脳会談では、ウク…
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朝日新聞国際報道部
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