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羽根田 マイナー競技ゆえ応援ツアーも組めず

銅メダルが決まり、立ち上がって喜ぶ後援会員たち=愛知県豊田市で2016年8月10日午前3時35分、黒尾透撮影

 羽根田卓也(ミキハウス)の地元の愛知県豊田市では、飲食店で中継を見守った後援会メンバー約20人が、銅メダル獲得の快挙に、思わず立ち上がって「やったー」「よくやった」と喜びを爆発させた。

 地元の杜若高カヌー部で羽根田の1年先輩だった同県豊明市の会社員、沢田和樹さん(29)は「早くから世界を相手に、真剣に取り組んでいた。その努力が実った」と喜ぶ。後援会の加茂三樹雄副会長(63)も「18歳から単身欧州に渡り、帰省の時さえ練習を続けていた」と絶え間ない研さんぶりをたたえた。

 後援会は、羽根田の2008年北京五輪出場を機に約100人で結成。マイナー競技ゆえ、ロンドン五輪7位入賞の活躍を経ても190人止まりで、今回応援ツアーも組めなかった。メダル獲得を会員増につなげ「東京五輪は、バスを連ねて応援に行きたい」と、後援会メンバーからは早くも声が上がる。

 また、豊田市カヌー協会長でもある加茂さんは競技振興への期待も口にした。豊田市に隣接するみよし市にある三好池は東海地区有数の練習場だが、カヌー・スラロームに取り組む選手は少ない。「第2の羽根田となる子どもたちを育成したい」と話した。【黒尾透】

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