「韓国製品は名品…北朝鮮幹部・富裕層でチャミスルが人気」

「韓国製品は名品…北朝鮮幹部・富裕層でチャミスルが人気」

2016年08月04日11時10分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  北朝鮮の中間幹部と新興富裕層の間で韓国産焼酎「チャミスル」が人気を呼んでいると北朝鮮専門メディアのデイリーＮＫが３日に報道した。

  平安北道（ピョンアンブクド）の消息筋は同メディアとのインタビューで、「最近中間級幹部と新興富裕層の間で韓国産のチャミスルが記念パーティーやギフト用に使われている。チャミスルはアルコール度が低く肝臓に影響がない酒という評価を受けているため」と伝えた。

  消息筋は「チャミスルは水のようだという人もいるが、『韓国製品は名品』という認識により珍しい酒と考えるので人気を呼んでいるもの」と説明した。

  続けて「人が多く集まる結婚式をはじめとする一般行事には開城（ケソン）人参酒や平壌（ピョンヤン）酒、焼酎のような国産酒が出されるが、親しい友達の誕生日パーティーにはチャミスルが出されみんなが味わおうとする」と明らかにした。

  これに対してハイト真露のイ・ヨンモク常務は「中国で販売されるチャミスルの一部が北朝鮮に流れたと推定される。北朝鮮で流通する他の酒より品質が良い上に、解放以前の世代には歴史的に親しみがあるためではないだろうか」と分析した。真露焼酎は１９２４年に平安南道竜岡（ヨンガン）に設立された真泉（チンチョン）醸造商会が焼酎「真露」を生産したことに由来する。

  
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