どうも、hashiken(@conteanime)です。
いまや猫も杓子も【セルフブランディング】花盛りと言った感じですが、やってますか?
セルフブランディングは安易に始められる分、ひとつやり方を間違えるとただの痛い人になりかねない【両刃の剣】なので・・・始める前にはしっかり考えるようにしたいもんです。
ということで今回は基本的なセルフブランディングの定義や進め方から、実際行っていく上でのコツ・テクニックなどを縦横無尽にまとめてみました。この機会に是非覚えて、一緒に実践していきましょう!
セルフブランディングを成功させるには、セミナー等に参加して特別なテクニックを覚えなくても大丈夫です。あなた自身を掘り下げて情報発信の仕方さえ間違えなければきっとうまくいきます。ただし、
『自分を確実に売り込みつつも、自分からはあまり商品を売り込まない』
・・・この一見相反する姿勢が重要になってきます。わけわからなさを出発点として、早速進めていきましょう(笑
目次
セルフブランディングとは?
セルフ・ブランディングとは、「自分で自分のブランド力を高める」活動のことです。
自分の姿を、思い通りにお客様に伝えるためには、技術や知識が必要です。ブランディングを意識していない状態で、「お客様は、私のことを充分にわ かってくれているだろう」と考えるのは、他力本願な思考。「いつか、白馬の王子様が迎えに来てくれるだろう」というのと同じくらい不安定です(笑)ですか ら、自分で、自分の姿をしっかりと伝えられるようになりましょう。
あなた自身の「専門家」としての立ち位置をハッキリさせ、お客様に伝わりやすい形にまとめる。これだけで、ファンをつくり、容易に集客することができます。
・・・自己プロデュース、なんて言い方もありますが要は自分自身をブランド化してしまうための行動です。個人事業主やフリーランスとしてやっていくには、もはや必須とも言えるかもしれません。
セルフブランディングを行っていくうえで最初に整理すべき3つのこと
まずは自分のどの部分をブランディングしていくか考えてみましょう。これまであなたがしてきた仕事や趣味の中に、きっと誰かにとって有益な情報源は眠っているはずです。
重要なのは、自分にとっての常識が他の人にとって価値が無いと安易に決めつけないことです。当たり前になりすぎていることって、ついつい見逃しがちなんですよね。
次に、セルフブランディングを行う目的について決めておきましょう。
集客した上でのビジネスか、趣味のコミュニュティを作るのか、目指すものによって必要な行動も変わります。目的が途中でぶれるとそれまで積み重ねたものが無駄になり逆に足を引っ張りかねないので、出来れば初志貫徹が望ましいです。
3つ目は、どういう対象に向けてセルフブランディングを行っていくのか決めましょう。
目的と同様に、対象が変われば自然とブランド化の方向も変わります。ターゲット設定によってはブランド化出来るものかそうでないかも全然変わってきます。
・・・例えば、あなたが高校英語がめっちゃ得意な人だとしましょう(笑
その場合、大学生以上の人には教えられなくても中学生が相手なら教えられる可能性が充分ありますよね? 個人的にはたいしたことない、使い道ない技術と思っていても、届ける相手の選択次第では立派に使える力になるわけです。
考え方次第であなたの中のブランド化出来る領域は広がり、また選ぶターゲットによっても一変します。
セルフブランディングの進め方のポイント
ブログやSNSで情報発信を行う、その際アイコン画像を共通化する
セルフブランディングのもっとも身近な方法として、ブログは欠かせません。ブログを情報発信の起点とし、拡散や更新報告のためにSNSを使うやり方がごく一般的でしょう。
その際それぞれがバラバラの名前や画像だとユーザーが混乱しますので、なるべく共通のものを用意して使いましょう。
顔出し本名でやる・・・方が望ましい?
議論の分かれるところですが、例えば将来的に法人からも仕事を請けていきたいならサイト内のプロフィールにちゃんと本名を書いて写真を載せておくほうが無難なのは間違いないところでしょう。
ただセルフブランディングは、会社勤めしたまま始めることも多いと思います。本名顔出しがNGな状況もきっとあるでしょう。
その場合は自分自身によく似た似顔絵やキャラクターを用いておいて、いざ独立した時に顔出ししても違和感なく移行できる状態を作っておくのが有効です。
文体、主張を統一する
情報発信における文章のイメージは同じものにしましょう。また、主張には一貫性をもたせましょう。
意見を主張する際も、どちらの立場かを明確にした上で賛同してくれる人を集めていくほうがビジネスなどを進めるには適しています。八方美人はおすすめできません。
届けたい人に適した内容を発信していく
本筋と関係ない話で集まってくれた人は結局、将来的にもなかなかあなたのお客様にはなってくれません。
セルフブランディングによりビジネスを進めたい場合は特に、お客様になってもらいたい人に必要となりそうな情報を率先して発信していきましょう。その際は決して出し惜しみなどせず、教え過ぎなくらいの姿勢がちょうどいいようです。
なのでたまにはサブ的に気の抜ける話も混ぜていきましょう、案外そういうものがより濃いファンを獲得出来たりする傾向もあります。メインとサブの比率は、8:2くらいがいいバランスと言われています。
根気よく続けていく
セルフブランディングを始めたばかりの頃は、誰もあなたのことなんか知りません。案外知り合いでも、気にして見てくれるのは最初の二・三回程度だったりするものです・・・哀しいですがこれが現実です(涙
すぐに結果が出ると思ったら絶対にダメです、きっかけを得るまで最低でも半年はかかると覚悟して進めましょう。
売り込まずに知ってもらう流れを構築しよう
『自分を確実に売り込みつつも、自分からはあまり商品を売り込まない』
序文に書いた一節です、ここまでくると意味もだいぶ想像がつくと思います。
見込み客と想定した人に必要そうな情報をしっかり発信し続けてきたあなたは、いつの間にかその道の専門家と見られるようになっていくはずです。
もちろん嘘やうわっつらの知識の積み重ねじゃ無理ですが、誠意を込め丁寧に伝えてきた数々のメッセージは必ず見込み客の人たちの中で蓄積されて『○○を頼むならあなたしかいない!』と考えてくれるようになっていきます。
そこまでいくと、あなたからことさらに売り込まなくてもあなたの提供しているサービスを購入してくれます。これが【セルフブランディング】の力です。
セルフブランディングのマイナス面もちゃんと知っておこう・・・
得られる結果が大きい分、失敗した時の傷もそれなりなのがセルフブランディングの怖さです(笑
リスクを回避する方法の1つは完全顔出しNGで名前が連想できないニックネームで進めることですが、得られるリターンも少なくなるのは前述の通りです。
具体的にマイナス作用に働く可能性のあるものは、下記の二点になるでしょうか・・・。
失敗した時に、後をひく可能性がある
顔出し本名でやっていた場合、セルフブランディングの失敗は結構な尾を引いてしまいます。
マイナスイメージのブランド化をしてしまったら、払拭するのはなかなかに大変です。匿名ならリセットでいいですが、そうでない場合は逆に新たに匿名でやるなどの転換が必要になるかもしれません(笑
・・・とは言ってもあまりに無茶苦茶なことをしてないならそこまで恐れる必要もないと思うので、あくまでも失敗した時にどうなるかだけ考えておけばいいでしょう。
実態より良く見せすぎてガッカリされる
結構こちらのほうがありがちかもしれませんね。
情報発信で必要以上に自分のブランドイメージがよくなりすぎたために、実際に会ったクライアントなどから『あれ、こんなものかよ・・・おいおい勘弁してくれ;』と思われることはありえる話です。そうならないためには、
- 大きく見せすぎない
- 過剰に飾り過ぎない
- 出来ないことは出来ないという
・・・以上、基本的な3つの姿勢を守りながらセルフブランディングを進めていくことが重要でしょう。
セルフブランディングを成功に導く10のコツ
おしまいに、これまで書いたことも踏まえたスペシャルなチェック項目を用意してみました。
既に始めてる、これから行う場合のどちらでも使えると思います。セルフブランディングがおかしな方向に向かってないか確認する目安などにしてみてください。
□ 情報発信において共通したイメージを伝えていく
□ 必要以上に自分を大きく見せようとせず、ありのままで臨む
□ 本音による信念のみが共感を得る
□ 情報発信の積み重ねが重要、自分から発信しないと誰にも何も届かない
□ どんなことが出来るかではなく、どうやって人の役に立てるかで語る
□ 将来的に目指す姿をイメージしたうえで、諦めず継続していく
□ 自分ならではの切り口で独自性を伝えていく
□ 常識に潜む『価値』を探し、離れた複数の要素を組み合わせていく
□ 自己中心的にならない
□ 会社の名前に頼らない(※話の説得力のためなら書き方次第でアリ)
さいごに、
テーマが【セルフブランディング】ということもあり、なるべく文章も奇をてらわず書いてみましたがどうでしたか。そんなこともありませんでしたか(笑
セルフブランディングは決して個人事業主やフリーランスの人にだけ必要なスキルではありません。
これからの時代、会社員でも副業を持つ人がどんどんと増えていくはずです。そんなとき、適当に地元のバイトを探すのもありですがあなた自身の知見を活かして高収入を得るためにもセルフブランディングの発想は欠かせません。
商品の質が平均的に高くなっている現代では、なかなか競合相手との差別化も難しくなっています。
そんなときに、『△△といえば○○さん!』のようなイメージを多くの人に持たれる専門家であれば、自分からわざわざ集客や営業を仕掛けなくても自然とお客さんの方から寄ってきてくれます。
ビジネスだけじゃなく様々に活用できる考え方なので、あなたの人生にさらなる価値を与えるためにもぜひ積極的にセルフブランディングを試していってみてくださいね。