【8月10日 AFP】南アフリカ・ムプマランガ(Mpumalanga)州で、獣医師らの必死の心肺蘇生で息を吹き返すサイの赤ちゃんをカメラが捉えた。

 野生動物保護団体「ケア・フォー・ワイルド(Care for Wild)」が保護しているサイの赤ちゃんが、突如心臓の動きを止めた。活動家や獣医師らは心肺蘇生を施そうと素早く赤ちゃんの周りに集まり、数人がかりで胸を圧迫し、鼻孔から息を吹き入れるなどの処置を実施。すると赤ちゃんは息を吹き返し、立ち上がった。心臓が止まったのは、密猟対策として角を取る処置を受けている最中だったという。7月26日撮影。(c)AFP