ピロクテテスの待ちぼうけ

11/28 高円寺UFO


GELLERS
青葉市子
オシリペンペンズ


・まずはGELLERSというバンド。ダンサブルな曲だったりハードコア風だったりダブっぽいベースやピアニカだったりと、いろんな音楽性を内包しているように感じるバンドだった。


青葉市子

鬼ヶ島
いきのこりぼくら
四月の支度
メイプルオリーブ
太陽さん
雨
？（NUUAMMの曲）

・ようやくちゃんと観れた青葉市子。やはり美しく、惹き込まれる声だった。
・「鬼ヶ島」「いきのこりぼくら」と（たぶん）ライブでお馴染みの曲のあと、「次の曲は春に書いた曲で。まだ風の冷たい頃、三月に書いた、四月の支度という曲です」と「四月の支度」へ。ライブのあいだずっと風の音を口真似してたりと、この人は季節や風景、体感する温度みたいなものを大切にしてるのかなと思った。
・続いて新曲。今日初披露とのこと。途中のギターの旋律が綺麗で、それこそ声が風に吹かれているようだった。
・次いで、「結構前に書いた曲なんですけど、ずっとボツ壺に入れていて、でもまた掘り返した曲です」と太陽さんという曲。軽快なリズムの短い曲。
・次はクラムボントリビュートの参加曲。美しかった。原曲知らないから帰ってYOUTUBEで聴いてみたら、美しくも不思議と静かなエモーションを感じるいい曲ですね。
・最後は今度アルバムを出す別ユニットNUUAMMの曲。暗い旋律の曲。
・もっと聴きたい曲あったんだけど、ちゃんとライブ観るの初めてだからよくわからんがたぶん結構レアな選曲だったと思うので、これはこれで満足。いいライブでした。i am POD聴きにまた行かなきゃ。


・最後はオシリペンペンズ。名前はよく見るけど音は全く知らないバンド。変拍子で細かいギターに特徴のあるバンドだった。サイケというか人力ダンスミュージックとでもいうか、ゆらゆら帝国、キリヒト、パニックスマイル、limited express (has gone?)あたりのバンドを想起した。いいバンドだった。ギターかっこよかった。ボーカルの兄ちゃんもおもしろかった。


終演後の物販は狭いし混んでたんでスルー。青葉市子はそのうちまた観るでしょう。
そういやパンパンとはいえ小さなハコの限られた客のなかにずいぶん外人がいたけどあれは何だったんだろう？オシリペンペンズの写真撮りまくってたから海外でも人気あるのかな？まあそんな外人もきっと満足したであろう、いい対バンでした。