仏 テロ事件影響で夏のイベント相次ぎ中止
フランス南部で先月起きたテロ事件を受けて、この夏にフランス各地で予定されていた大型のイベントが相次いで中止となり、観光への影響がさらに広がることが懸念されています。
フランス南部のニースで先月14日、チュニジア人の男が大型トラックで花火会場に突っ込み、多くの見物客に向かって暴走したテロ事件で、今月4日、病院で手当てを受けていた男性が死亡し、犠牲者は85人になりました。
事件を受けてフランス政府は、非常事態宣言を来年1月まで延長して厳重な警備を続けていますが、各地の自治体などは、安全を十分確保できないとして、夏の大型イベントの中止を相次いで決めています。
このうち、南部のマルセーユで今月13日に予定されていた航空ショーや、西部の海沿いの町ラボールで15日に予定されていた花火大会など、数万人規模のイベントが中止になったほか、北部のリールの市長は5日、毎年200万人以上が訪れるヨーロッパ最大級のフリーマーケットを取りやめると発表しました。
一方、民間の調査会社によりますと、今月から来月にかけてフランス各地の空港に到着する国際線の予約は、去年の同じ時期に比べて20%落ち込んでいるということで、相次ぐテロ事件で観光への影響がさらに広がることが懸念されています。
事件を受けてフランス政府は、非常事態宣言を来年1月まで延長して厳重な警備を続けていますが、各地の自治体などは、安全を十分確保できないとして、夏の大型イベントの中止を相次いで決めています。
このうち、南部のマルセーユで今月13日に予定されていた航空ショーや、西部の海沿いの町ラボールで15日に予定されていた花火大会など、数万人規模のイベントが中止になったほか、北部のリールの市長は5日、毎年200万人以上が訪れるヨーロッパ最大級のフリーマーケットを取りやめると発表しました。
一方、民間の調査会社によりますと、今月から来月にかけてフランス各地の空港に到着する国際線の予約は、去年の同じ時期に比べて20%落ち込んでいるということで、相次ぐテロ事件で観光への影響がさらに広がることが懸念されています。