アジア開発銀行 中尾総裁の再選を決定
日本やアメリカが中心となって運営するアジア開発銀行が、現在、総裁を務める中尾武彦氏の再選を決定し、中尾氏は2期目の任期に向けて「アジア太平洋地域の発展を支援する第1の開発機関として、一層の地位向上に努めていきたい」と抱負を述べました。
フィリピンの首都マニラに本部があるアジア開発銀行は、日本やアメリカが中心となって運営し、アジア太平洋地域の経済成長や貧困削減のための資金援助を行っています。
アジア開発銀行は5日、最高意思決定機関である総務会を開き、現在、総裁を務め、ことし11月で任期が終わる中尾武彦氏の再選を全会一致で決めました。
中尾氏は、ことし4月、次の総裁選挙に立候補する意向を表明していましたが、今回、ほかに立候補者はいませんでした。
再選された中尾氏は、60歳。1978年に旧大蔵省に入省し、国際部門のトップの財務官などを務め、2013年に黒田東彦前総裁が日銀の総裁に就任したことに伴い、後任に選出されました。
アジア開発銀行では、歴代の総裁はすべて日本から選ばれており、中尾氏は9人目の総裁で、ことし11月から5年間、2期目の任期を務めることになります。中尾氏は、5日、声明を発表し、「アジア太平洋地域の発展を支援する第1の開発機関として、一層の地位向上に努めていきたい」と抱負を述べました。
アジア開発銀行は5日、最高意思決定機関である総務会を開き、現在、総裁を務め、ことし11月で任期が終わる中尾武彦氏の再選を全会一致で決めました。
中尾氏は、ことし4月、次の総裁選挙に立候補する意向を表明していましたが、今回、ほかに立候補者はいませんでした。
再選された中尾氏は、60歳。1978年に旧大蔵省に入省し、国際部門のトップの財務官などを務め、2013年に黒田東彦前総裁が日銀の総裁に就任したことに伴い、後任に選出されました。
アジア開発銀行では、歴代の総裁はすべて日本から選ばれており、中尾氏は9人目の総裁で、ことし11月から5年間、2期目の任期を務めることになります。中尾氏は、5日、声明を発表し、「アジア太平洋地域の発展を支援する第1の開発機関として、一層の地位向上に努めていきたい」と抱負を述べました。