タイ 新憲法草案国民投票 イベントで投票呼びかけ
東南アジアのタイで、軍主導の暫定政権から民主的な政権に移行するための、新しい憲法の草案の賛否を問う国民投票が今月7日に行われるのを前に、選挙管理委員会が首都バンコクなどでイベントを開き、有権者に投票を呼びかけました。
タイでは、おととしのクーデターのあと発足した軍主導の暫定政権が、民主的な政権に移行するとして新しい憲法の制定を目指していて、今月7日に憲法草案の賛否を問う国民投票が行われます。投票を3日後に控えた4日、選挙管理委員会が全国7か所で、有権者に投票を呼びかける大規模なイベントを開きました。
このうち、首都バンコクの国会議事堂前の広場には、市民や学生1000人余りが集まり、歌手がステージで国民投票のテーマソングを歌って、「安定した民主主義の実現のために皆で投票に行きましょう」と呼びかけました。このあと、ソンテウと呼ばれる乗り合いタクシーやオートバイが、国民投票の実施を知らせる旗を掲げて街の中を走り回りました。
憲法草案に対しては、新政権に移行してからも事実上5年間は、軍の影響力を強く残すような仕組みが盛りこまれているとして批判の声も上がっていて、有権者の判断が注目されます。タイの憲法草案をめぐる国民投票は、今月7日、日本時間午前10時から午後6時まで行われ、即日開票されます。
このうち、首都バンコクの国会議事堂前の広場には、市民や学生1000人余りが集まり、歌手がステージで国民投票のテーマソングを歌って、「安定した民主主義の実現のために皆で投票に行きましょう」と呼びかけました。このあと、ソンテウと呼ばれる乗り合いタクシーやオートバイが、国民投票の実施を知らせる旗を掲げて街の中を走り回りました。
憲法草案に対しては、新政権に移行してからも事実上5年間は、軍の影響力を強く残すような仕組みが盛りこまれているとして批判の声も上がっていて、有権者の判断が注目されます。タイの憲法草案をめぐる国民投票は、今月7日、日本時間午前10時から午後6時まで行われ、即日開票されます。