内閣改造 米政府 日本政府との協力強化の方針
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第3次安倍第2次改造内閣の発足を受けて、アメリカ政府は地域や世界のさまざまな課題に対処するため、日本政府と協力を強化していく方針を示しました。
内閣改造について、アメリカ国務省のトナー副報道官は3日の記者会見で「われわれは地域や世界のさまざまな課題で、日本政府と緊密な協力関係を深めていく」と述べ、第3次安倍第2次改造内閣と協力を強化していく方針を示しました。
アメリカ政府としては、北朝鮮の核・ミサイル開発や中国の海洋進出で、アジア太平洋地域の安全保障環境が厳しくなり、世界経済も不透明感を増すなか、日本政府と連携を強めたい考えです。
一方でトナー副報道官は、防衛大臣に稲田朋美氏が起用され、中国や韓国のメディアが「歴史問題で強硬路線を取る右翼の女性政治家だ」などと警戒感を示していることについて、「日本の内政でありコメントは控えたい」と述べました。ただ、稲田氏が毎年、靖国神社に参拝してきたことについて質問されたのに対し、「われわれは歴史問題には和解が促進されるよう取り組むことが重要だと強調し続ける。それが靖国神社に関するわれわれの立場だ」と述べ、日本と中国や韓国の関係悪化につながらないよう、慎重に対応することが重要だという認識を示しました。
アメリカ政府としては、北朝鮮の核・ミサイル開発や中国の海洋進出で、アジア太平洋地域の安全保障環境が厳しくなり、世界経済も不透明感を増すなか、日本政府と連携を強めたい考えです。
一方でトナー副報道官は、防衛大臣に稲田朋美氏が起用され、中国や韓国のメディアが「歴史問題で強硬路線を取る右翼の女性政治家だ」などと警戒感を示していることについて、「日本の内政でありコメントは控えたい」と述べました。ただ、稲田氏が毎年、靖国神社に参拝してきたことについて質問されたのに対し、「われわれは歴史問題には和解が促進されるよう取り組むことが重要だと強調し続ける。それが靖国神社に関するわれわれの立場だ」と述べ、日本と中国や韓国の関係悪化につながらないよう、慎重に対応することが重要だという認識を示しました。