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【スポーツ】

[大学サッカー]桐蔭横浜大・イサカが3戦連発宣言 きょう総理大臣杯準々決勝

2016年8月10日 紙面から

ミニゲームで笑顔を見せる桐蔭横浜大のイサカ=大阪市淀川区のキャプテン翼スタジアム新大阪で

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 大学サッカーの第40回総理大臣杯全日本トーナメントは10日、準々決勝を行う。初出場初優勝を狙う関東王者・桐蔭横浜大、前回準優勝の明大(同3)は9日、それぞれ開催地の大阪府内で練習をした。桐蔭横浜大は、2戦連続得点中のMFイサカ・ゼイン(1年・桐光学園)が、対戦相手の立命大(関西第3)に所属する高校の先輩たちからゴールを奪いたいと公言。大体大(関西第2)と対戦する明大は、来季のJ1甲府入りが内定したMF道渕諒平(4年・仙台ユース)が、試合のポイントとなるサイドの攻防を制し、勝利に導くことを誓った。

 ひそかな願いが現実のものになった。全国大会で、先輩たちとの真剣勝負。桐蔭横浜大のイサカは、2回戦(8日)で筑波大と立命大が対戦した時、「立命館が勝ったら、面白いなと思っていました」と告白した。

 立命大GK白坂楓馬(2年)は、桐光学園で1学年上だった元チームメートだ。次戦ではスーパーサブ的な役割となりそうな1年生MFは「楓馬くんは、頼れる先輩でした。自分が出れば、ゴールを決めたいです。何としても負けたくないですね。1学年下の選手として、勢いを持っていきたいです」と3戦連続得点へ向け、意気込んだ。

 もうひとりの先輩は、イサカが中学時代に所属した町田JFCから桐光学園と、先に同じ道を進んだDF大田隼輔主将(4年)。同じ時期にプレーしたことはないものの面識はあり、町田JFCの指導者たちから「大田はすごかった」と聞かされていたという。

 その大田は右サイドバックで、左サイドのアタッカーのイサカが出場すれば、間違いなく激突する。「出たらマッチアップしますね。レベルアップしたところを見せたいと思います」。パワフルなドリブルで常にゴールを狙うルーキーに注目だ。(関陽一郎)

 

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