福井県知事 経産相に「もんじゅの将来の方向性を」
原子力規制委員会から新たな運営主体を示すよう求められている、高速増殖炉「もんじゅ」について福井県の西川知事は世耕経済産業大臣と会談し、今後の運営だけではなく研究開発を含めた将来の方向性を示すよう要請しました。
福井県にある高速増殖炉「もんじゅ」をめぐっては、原子力規制委員会の勧告を受けて文部科学省が、この夏にも日本原子力研究開発機構に代わる新しい運営主体を明示するとしていますが、規制委員会が認める主体を示すことができるかは依然として不透明な状況です。
こうしたなか、福井県の西川一誠知事が10日経済産業省を訪れ、今月3日に就任した世耕経済産業大臣と会談しました。会談で西川知事は「もんじゅ」について経済産業省が文部科学省と連携し、運営主体の問題にとどまらず今後の研究開発も含めて将来の方向性を示すよう要請しました。
これに対して、世耕大臣は「もんじゅは関係省庁と関係機関が連携して対応を検討することになっている。政府全体としてしっかり対応したい」と述べました。
会談のあと西川知事は記者団に対して「世耕大臣は官邸にもいて、もんじゅの政策課題について詳しいということだったので体制を整えてやっていただけると思う」と述べました。
こうしたなか、福井県の西川一誠知事が10日経済産業省を訪れ、今月3日に就任した世耕経済産業大臣と会談しました。会談で西川知事は「もんじゅ」について経済産業省が文部科学省と連携し、運営主体の問題にとどまらず今後の研究開発も含めて将来の方向性を示すよう要請しました。
これに対して、世耕大臣は「もんじゅは関係省庁と関係機関が連携して対応を検討することになっている。政府全体としてしっかり対応したい」と述べました。
会談のあと西川知事は記者団に対して「世耕大臣は官邸にもいて、もんじゅの政策課題について詳しいということだったので体制を整えてやっていただけると思う」と述べました。