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【プロ野球】

大谷、好機に凡退を反省

2016年8月10日 紙面から

日本ハム−西武 9回、西武にリードを許す展開に、さえない表情の日本ハム・大谷(左)と中田=札幌ドームで

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◇西武3−1日本ハム

 西武が3連敗を免れた。先発・岸は丁寧に内外角を突き、7イニングを1失点で5勝目。8回は牧田、9回は増田につなぎ反撃を断った。打線は0−1の3回にメヒアの28号3ランで逆転した。日本ハムは3連勝ならず。初回の先制後は打線が振るわなかった。

 一発逆転のチャンスで凡退。日本ハム・大谷が1安打1四球1盗塁を決めながらも、7回の好機で打てなかったことを悔やんだ。「岸さんはすごい調子がいいという感じではなかった。ホームランにしてもおかしくないくらいの球を打ち損じてしまった」と悔しがった。

 反省したのは2点を追う7回2死一、二塁。岸の真ん中直球に詰まり中飛。栗山監督は「打てと思ってるけど、全部打てるわけではない」と珍しくかばったが、本人は納得いかなかった。その前の打席の5回2死一塁では中前打後、次打者中田の打席で、自己最多タイの4盗塁を決めたが、得点にはつながらなかった。

 ソフトバンクも敗れたため、ゲーム差は4のまま。「後ろを振り返ってる暇はない」と栗山監督。首位追走へまた、仕切り直しだ。 (水足丈夫)

 

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