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【プロ野球】

DeNA、借金生活に逆戻り 久保2回だけ痛恨…

2016年8月10日 紙面から

◇巨人5−2DeNA

 2回の5失点がDeNAに重くのしかかった。先発の久保康がクルーズに先制2ランを浴び、さらに橋本到、坂本の連続長短打で3失点。打線の反撃も2点にとどまり、再び借金生活に陥った。

 久保康は調子の良さが裏目に出た。「状態が良く強いボールがいったので、大胆にいきすぎた。いつもは投げミスを絶対しないように投げるんだけど…」。普段より強くとも、真ん中付近の甘いボールは巨人打線に簡単にとらえられた。

 ラミレス監督は上位との計6連戦を前に「残り試合を考えても、もっとも重要な週。できれば4勝2敗で」と、そろばんをはじいていた。その皮算用を狂わせたベテラン右腕は責任を感じ、「上位と(ゲーム差が)近づいてきただけに、カード頭で勝たないといけない試合だった。悔やまれるし、申し訳ない」と謝罪した。 (小林孝一郎)

 

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