プールの水が突然緑色に シンクロなどの会場
リオデジャネイロ五輪の主会場の五輪公園内でシンクロナイズドスイミングや飛び込みの会場となる「マリア・レンク水泳センター」のプールの水の色が9日午後、突然、水色から緑色に変わった。大会組織委員会は「水質検査をしたが問題は見つからず、選手へのリスクもない」と説明。変色した原因を調査している。
飛び込み用プールが緑色になり、数メートル隣のシンクロ用プールが水色のままの対比の写真を観客がインターネットに投稿。ブラジル代表の飛び込み選手は「9日午後3時まで練習して、更衣室で着替えてプールに戻ってくると、緑色になっていた。なぜかは分からない」とコメントした。
水の色が変わっても競技は行われ、女子シンクロ高飛び込みで銀メダルを獲得したパム(マレーシア)は「屋外プールでは普通の水質だと思う。影響は受けなかった」と話している。【石原聖】