学校教育ネットワークの不正アクセス事案に係る個人情報関連ファイルの調査結果についてお知らせします

学校教育ネットワークの不正アクセス事案に係る個人情報関連ファイルの調査結果についてお知らせします

　県立学校の学校教育ネットワークに対する不正アクセス事案で窃取されたファイル等の個人情報について、各学校において調査しておりましたが、その結果がまとまりました。

　ついては、その概要について、下記のとおりお知らせします。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　記

1．調査対象

　　逮捕された少年の押収された自宅パソコンから発見された本県の県立学校に係る約21万件のファイルのうち、各学校の校内サーバ（校務用サーバ・学習用サーバ）にあった同じファイル名の約15万3千件及び逮捕された少年が作成したファイル7件について調査しました。

2．調査結果の概要

（1）個人情報が含まれていたファイル数

　　・校内LANの校務用サーバ　　　1,574件（調査ファイル総数 　 6,748件）

　　・校内LANの学習用サーバ　　　1,943件（調査ファイル総数　146,423件）　

　　・教育情報システム（SEI‐Net）　　 7件（調査ファイル総数  　    7件）　

　　　　　合計　　　　　　　　　　3,524件

　校内LAN及びSEI-Netから窃取された個人情報の内容

（2）ファイルに個人情報があった方の人数

　　調査の結果、14,355人分の個人情報が含まれていました。

　　（内訳　生徒　10,741人、保護者　1,602人　教職員　1,116人　その他896人）

　　　　　※　その他は、外部から招いた講師や式典招待者などです。

（3）個人情報の内容別人数

　　主な個人情報の内容別の人数は、次表のとおりです。　

　　※保護者名については、生徒の個人情報として集計を行ったため、保護者の住所と電話番号については、生徒のものとしてカウントしています。

　　※1 成績関係は、模擬試験偏差値、小テスト結果、学年順位などです。

※2 生徒指導関係は、生徒指導調査報告資料、生徒事故報告書などです。

※3 進路指導関係は、進路先の記録、進路希望調査などです。

※4 その他は、学校行事のスナップ写真、出身中学校名などです。

　　なお、学校別の内訳については、別添のとおりです。

添付資料

・ 個人情報の内容別人数（学校別） （PDF：53.7キロバイト）