2016年08月08日(月) 14時30分19秒

安倍昭恵さんの高江来訪について

テーマ:ブログ

総理夫人の高江来訪について、経緯の説明を試みたいと思います。


・8/5 高江へ向かい集会に参加
多くの人々が沿道で車中泊して工事や機動隊の来襲に備える

・8/6 早朝、抗議テントの強制撤去に備える現場

前日から1000人近い人々が集まっていたこともあり、
この日の工事は中止との知らせ



10時の集会をもって、一度散会した現場にて、
とある重要な相談を現場をリードする山城ヒロジさんに持ちかけました。

「安倍昭恵さんが、今日の夕方頃に現場を見たいと沖縄に向かっているが、どう対応したら良いか、現場判断を仰ぎたい」


7月に「ぜひお会いしたい」というFBでの呼びかけに応じ、昭恵さんと会食。
その後、LINEでのやり取りにおいて、高江の問題を捉えたドキュメンタリー『標的の村』を見てもらいました。また、高江の友人にも直接、状況を説明してもらう機会も設けました。

想像以上にショックを受けた様子で、
「率直に言って、そうした実態を知らなかった。現場に行って、自分の目で見てみたいが、果たして自分は受け入れられるだろうか?混乱を招くだけだろうか..」

7月に機動隊500人、警官隊1000人が動員されて、抗議の住民、市民を強制排除。肋骨を折るなどのけが人も出ている。沖縄戦や米兵による暴行事件、長い沖縄の抑圧の歴史の中で、怒りの感情が現場ではピークに達している。辺野古や高江の基地建設は選挙などで繰り返し示された県民の意思を無視して、合意形成なく強行されている。
そんな状況下にあって、昭恵さんが現場に行くことは可能なのだろうか?

高江の住民である友人へ相談するなどして、何か現場に取り継ぐことはできないか、と試みましたが、相当厳しい状況であることは伝えられました。

しかし、自分たちが支持する政党の政策のもとで、苦しんでいる人たちがいる実態を「知らない」人たちに伝えることができる。政策の是非、合意形成のあり方、について新たに議論を深めるきっかけを作ることができる。機動隊がどんな顔をしてそこに立っているか、その顔つきだけでも実際に見てもらいたい。何より、彼女が現場を訪れること自体が、問題に関心を持つ人を増やすことができる。そう考えました。

「相当に、歓迎されないであろう現地の雰囲気」を繰り返しお伝えした上で、直前まで悩みながら、それでも昭恵さんは「やはり、映画だけではなくて、この目で起きていることを確認したい」と、高江を訪れることを決意。

8/6、前日ウズベキスタンから戻ってきた昭恵さんは、ご主人にも秘書にも内緒で、2名の友人(SPではない一般人)を帯同して羽田を発ち沖縄入り。夕方頃に高江へ到着する予定で動いていました。



山城ヒロジさんの見解としては
「いかなる人でも、現場を見たいという人を拒むことは我々としてはしない姿勢だ。だが、現場の感情も踏まえて、なるべく目立たない格好でお忍びで来ていただき、私がどこかでお話しをする、ということは可能です。」

とのことでした。

しかし、前夜から雨の中、徹夜で集会や来訪者をリードしてきたヒロジさんも体力的に厳しく、午後に一度、帰宅。急遽、事務局長の朴さんが引き継いで、昭恵さんの応対をする、と伝えられました。

18時過ぎ、現場に到着した昭恵さんをテント前に帯同。朴さんがテント内を案内しました。

しかしここで、テント内では「感情を抑えて、迎えいれよう」という意見と「来訪自体、受け入れられない」という意見が同時に発生しました。

事前に来訪をお伝えして、現場の合意形成をなす猶予を皆さんに作れなかったのは、「主人にも内緒」という行動を、どこまでのラインに伝えるべきかの判断が難しく、結局はどこまでのレベルで「お忍び」なのかも曖昧なまま、NAUの記録撮影クルーを同行して前触れなくテントに入ってしまったため、物々しい雰囲気によって現場の皆さんを驚かせてしまう結果になりました。

また、情報出しをどこまでして良いのか、という判断が非常に難しく、中途半端なメディア規制を皆さんに依頼したことは、適切ではなかったと反省しています。


本日、東京へ戻ってから改めて高江の山城さん、朴さんと電話で話し、事前のやりとりの事実確認をさせていただきました。

お二人の間で、「どこか裏で応対」から「N1裏テントを案内」といった伝言の食い違いが存在したことが分かり、それが現場の混乱を生み出す一因ともなっていたことが確認されました。

最後に、山城さんの方からは
「しかしこの件は、起きてしまったこと、終わったこととして、なるべく早くまとめて、今、現場で起きていることに対応していくことを優先したい」と伝えられました。



取り急ぎ、
今の時点でできる経緯の説明をここに記しました。


乱文、最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

そして高江の緊迫はたった今も続いている状況です。
引き続き、全国の皆さまの注目と支援が必要な状況です。


当日の様子を伝えるIWJの記事
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/323920

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コメント

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15 ■洋平さんは間違っていない

IWJ読みました。洋平さんの気持ちよくわかります。相手側にすぐにはわかってもらえなくても、時間をかけて許し合って、認め合っていただきたいですね。

14 ■昭恵さん

昭恵さんの勇気をかってほしいです。
橋渡しが出来るのは昭恵さんだけです、今の所。
実際、総理一人ではどうにもならないのでしょうが、初めの一歩はどんなことにも必ずあるように、今回の昭恵さんの訪問が初めの一歩かもしれません。
昭恵さんもメッセージしてしまいましたが、自分は本当はこっち側の人間なのに、あっちにいなければならない。正しいと思うことを発言できない!辛い立場だと思います。
総理も早く、こっち側にくればいいのにと思います。
洋平さんも間に立ち、大変ですね
でも、まだ始まったばかり頑張って下さい。
昭恵さんと洋平さん、この先も一緒に活動されるように感じます。それは私が望んでたことなので、この流れがシナリオがあったかのようで嬉しいです。
応援してしてます。

13 ■気づかせよう

三宅さんなら私の言いたい事が分かるはず。
あの2人の存在、世の中流れ方、メディア、監視、心臓移植6回成功、行方不明者など

私は三宅さんを命をかけて守る
あなたの力があれば私を特定できるはず、一度お会いしたい。

12 ■無題

昨日もコメントさせていただきました、ルーナです。
まずは、昭恵さんの高江訪問の件洋平さんからの報告を待っていたのでブログ更新ありがとうございます。
ほんとうは、昨日コメントせず友人に洋平さんへの手紙を託けようかと思っていたんです。
11日お会いしたかった。
都合つかず行けません。
迷いはありますか?
私は私の立ち位置で、前に進めそうです。
洋平さんも進んで下さい。

世界の未来は私たち心の中にある。

11 ■無題

人それぞれのできることを尊重しあうことが大切だと思います。私も、高江のことは三宅さんのネットで初めて知りました。そして、都民ではないですが、選挙フェスに行って応援しました。初めて寄付ということもしました。ただこれが私のできることです。高江にも行ってませんが、私も実際に行ってみたいという気持ちです。でも明日から孫が遊びに来ますのでいけません。それぞれの人生のなかでできることを尊重しあわないと運動は長続きしないし、支援する仲間が増えていかないと思います。

10 ■無題

昭恵さんのFBに「高江の人たちが苦しんでいます。行ってあげてください。」って私も書き込みしました。
沖縄の人たちの苦しみは、当事者でないと100%分かりません。ただ、とても悲しくって、苦しくって、やるせない思いが、怒りに変わっていることは理解できます。
昭恵さんの立場で、高江に行ってみたい!とおっしゃられた勇気に私は感謝したいと思います。自分の目で確かめたいとおっしゃられた気持ちに感謝したいと思います。
昭恵さんも、なんらかの使命を持って生まれているはずです。洋平さんも昭恵さんの魂を感じているのかもしれません。それぞれがいろんな思いがあり、使命があるものだと思っています。ただただ、その使命を果たそうと動いているのだと思います。昭恵さんの行動が、思いが沖縄の人たちの苦しみをなくすためであるなら、きっといつか実を結んで、沖縄の人たちに届くことでしょう。
洋平さん、昭恵さん、ありがとうございました。いつでも応援しています。
そして、沖縄の皆さんがいつでも幸せでありますように。

9 ■自分らしく

三宅さんの勇気、昭恵夫人の勇気。
このどうしようもない日本の現状から抜け出せる1歩になりますように。

8 ■三宅洋平さんのこと

ニッチもサッチもいかない状況で、藁をも掴む思いで洋平さんは苦渋の決断をしたのだと思います。それでいいんじゃない?アントニオ

7 ■無題

賛否両論あるでしょうが、私は洋平さんと昭恵さんの行動に賛同します。
多くの問題はお互いの気持ちを十分に理解しないまま、偏見が生み出され、対立、憎しみへと発展していきます。
その真逆の行為をお二人はされました。
どのような成果があるかはわかりません。
多くの国会議員が現場へ来て、地元の人たちと真剣に議論すべきではないでしょうか?
首相の奥様が自分の意志で行動したのであれば、私はとても素晴らしいことだと思います。

6 ■逆風は。。。

すべて天の思し召し。がんばれ!

5 ■現状打破

・・・現在の状況は、いつもとは違っていて。世界も歴史的転換点に入っている。今まで通りのことをやっていては、歴史を繰り返す今の流れに飲み込まれるだけである・・・

4 ■無題

洋平くんおつかれさまです。

洋平くんのおかけで選挙で政治に興味をもったけれど、段々いやな、暗い、絶望的な現実がわかるとほとほといやになります。

ひっくり返そうと斬新で、ユーモアがあって今の現実と未来を冷静に見てる洋平くんのやり方を、それもありだ!そんなやり方すげー!と思えない風潮や揶揄するこの空気。出るものはたたけ。
いつからこんな風なんでしょうこの国は。
高江の方ならわかります。
でも、涼しい部屋でネット上でポチッと批判だけしてる人がたくさん。乗っかって批判するのは楽ですよね。

洋平さんが、今回の件でどれだけ考えて汗流して緊張して行動されたか…

わたしは、いつも、洋平さんの動きをウォッチして考えさせられます。
自分は何ができるか?

わたしは洋平くんの信者ではありません。

個人を尊重する、個体の自分でいたいだけで、洋平くんはそれをすごく大事にしているから!

そんな人がたくさんいることを忘れないでください。

組織したり、群がったり、宗教団体に入ったり、ここに書き込んだり、そういうのが苦手なわたしたち。
でも、洋平くんを応援してるひと、意識が変わったひと、動いてるひともたくさんいる。

いつもありがとう!

3 ■お疲れ様です!

様々な非難もあるかと思いますが、応援しています!
三宅さんのこと祈っています!!
私も自分ができることをしていこうと思います!!!

2 ■お疲れ様です

高江訪問お疲れさまです。すべての物事を単純に、良いか悪いかに分けて如何に素早くコメントしなければならないかのごとき風潮にはうんざりですね。これからも明恵夫人や意見の違う人達との対話に期待してます。

1 ■難しい問題ですね

誰を責めても何も解決しない。
複雑な問題を抱えながらも、現場の空気を知ろうとしたこと、それを援助したこと。
百聞は一件にしかずと云う言葉もあります。
決して昭恵さんの自己満足に終わらず、何かのきっかけに
なればと思います。
現場の方々のこのタイミング来て欲しくないという人がおられるのも仕方ないことですが、三宅さんの
行動もきっと何か物事が前進するきっかけとなりますように。

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