ずっと前に「2ヶ月乗ってみての揃えるべき必須アイテム」という記事を書きましたが、お役立ちというかはタイトルの通り必須アイテムでした。
というわけで今回は「ロードバイクに必須ではないけどあれば捗る」をテーマに、なんだかんだ1年以上取捨選択をしながら買ってよかったと思えるアイテムを10個ほどご紹介したいと思います。
1.自転車専用ウェア
乗り始めの頃は「ピチパン恥ずかしい……」「専用ウェア高すぎだろ」なんて思ってましたが(まあ今でも思ってますけど)、一度使うと戻れないアイテム代表だと思います。
特にベースレイヤーなどのインナーは自転車に限らず、汗を大量に掻くスポーツでは普通のTシャツに比べて何段階も快適になります。
ビブタイツも最初は抵抗がありましたがお腹の締め付けがなかったり、肩ひもで引っ張り上げるのでお尻のクッションパッドがずれなかったりと、やはりズボンタイプのものより優秀です。
2.Sticky pod スティッキーポッド
こちらはジャージのバックポケットに収まる小物を集約できるポーチですね。
基本的に身軽な状態で走りたいと思っていますが、厳選してもなんだかんだで携帯するものは多いです。
紙幣・硬貨・カード類・鍵・スマホ何かは必須でしょうし、私の場合はサプリ類・ティッシュ・電子たばこなんかも含みますのでまあまあの数です。
全部一つのポーチに……は少し難しいので、使用頻度や用途でジャンル分けしてまとめると利便性は向上すると思います。
私は鍵・お金・カード類を以前紹介したCHAMSに、その他をこちらのSticky podに収納しています。
ただ私が購入した後にどうもマイナーチェンジしたらしく、作りがちゃっちくなったみたいなんですよね。一応リンク張ってますけど品質がアレだったらすみません。
3.REC-MOUNTS
ポケットの荷物同様、ハンドル周りの装備もすっきりとさせたいものです。
今はフロントライト・サイコン・ベルと最低限のものしかつけていませんが、その中でライトとサイコンを集約できるのがこちらREC-MOUNTです。
公式サイトに飛ぶと商品の種類が多すぎて何が何やら分かりませんが、要はメインのマウントに必要なアダプタを付けることでいろんな組み合わせに対応しているという感じですね。
私はGARMINとCATEYEの組み合わせなのでREC-MOUNTもそのように選んで注文しました。
装着方法のタイプも色々ありまして、自分が使ってるtype17はハンドル側のステムのボルトを利用したもので、見た目には一番すっきりしてるんじゃないかと思います。純正マウントよりはだいぶ重たいのですが……。
ちなみにライトの代わりにカメラマウントを付けてサイコンとカメラを集約なんて組み合わせもできるみたいです。
これは僕もやらかしたのですが、4600tiagraなどいわゆる触覚ケーブルは干渉してしまうため装着することが叶いません。購入後半年以上、新車に乗り換えて初めて恩恵を預かることが出来ました。
4.VOLT800
フロントライトの中でもメジャーなCATEYEのVOLTシリーズ。その中で中の上くらいに位置する800を使用しています。実際に使ってみたレポートは先日の夜勝尾をご参照ください。
1万円以上といい値段がしますし同じ明るさでもっと安いものもあるのですが、事績と信頼があるという点、800ルーメンのライトにしてはコンパクトな点、バッテリーが取り外せてvolt300のバッテリーと互換性がある=ある程度の時間に対応できるという点あたりが魅力。
5.GARMIN edge510
ガーミンについては今さらこのブログで説明するまでもないですが、やはり数あるサイコンの中で不動の地位を築くだけはあると思います。シェアがあるからこその他製品やサービスとの連携や拡張性も嬉しいですね。6.STAGES
すでにインプレ記事を書いているので詳細は省きます。タイムトライアルやレース(&そのためのトレーニング)で真価を発揮するものではありますが、そうでない人でも自分のパワーが見えるというのは面白いものだと思います。長距離ライドでもペースの管理なんかに使えますしね。パワーメーターは安価になってきたとはいえ5万円では買えない高額アイテム。それでも買ってよかった思ってます。
7.STRAVA
購入したものではありませんが、これがなかったら続いてなかったんじゃないかというくらい愛用しているwebサービスです。ざっくり説明するとこれを使うことで走行データを記録・管理できるようになります。絶景やグルメなど、リアルタイムで得られるものは素晴らしいですが、データとして残るものをあとから見返すというのも自転車の楽しみ方の一つ。積み重なっていく距離や、速く走れるようになった峠のタイム、ライバルとのステータス比較などなど。
もちろん先述のGARMINやSTAGESとの連携もできますし、データがより厚いものになります。
私のおすすめに王道が多いのはその辺の連携の関係もありますね。パイオニアのペダリングモニターを使う人はパイオニアのサイコンで解析サービスのCyclo-Sphereを使うだろうみたいな。
8.Continental Grand Prix 4000S 2
普段履きのクリンチャータイヤとしてはとにかく評判のいいコンチ4000S2。特にグリップ性と耐パンク性の評価がとても高いようですね。これを履いている間は石を踏もうが段差に乗り上げようが穴ぼこを通過しようが1年以上パンク知らずです。さすがに4000kmほど走って寿命を迎えたころに一度パンクしましたが、それは点検を怠ったこともありタイヤのせいではないかなとも思うので。
比較対象が完成車に付いてた名前も忘れたタイヤしか知らないので、もっといいタイヤがあるかもしれないですが、絶対評価として非常に優秀で選択肢としてひとつの正解ではないかと思います。
9.CAMELBAK PODIUM ICE キャメルバック ポディウムアイスボトル
先に断っておくと500〜1000円の一般的なボトルと比べて3500円くらいするので非常に高額です。
ただ保冷機能がバツグン。おすすめの理由はその一点に尽きます。
夏のライドではボトルに氷をギッシリと詰めてから水を入れた状態でも、普通のボトルなら15分で氷は溶け、30分もすればぬるくなり始めます。しかしこのボトルなら同じ状態で2時間くらいは氷が残っていたように記憶しています。周りの人は水が温いと嘆く横でボトルを振ってゴロゴロと氷の音を鳴らせる優越感。炎天下で身体に熱がこもった状態でキンキンに冷えた水が飲めるというのはめちゃくちゃありがたいです。
10.ミニあんぱん
補給食といえばカロリーメイト、ミニようかん、SOYJOY、エネルギージェルなどなどが代表でしょうか。価格・携帯性・カロリー・入手性・味・食べやすさなど人によって色々選ぶ基準があると思いますが、私も一通り試してみて今は価格と食べやすさに重点を置いてミニあんぱんを選ぶことが増えました。
エネルギーバーやエネルギージェルが100キロカロリーあたり約100円なのに対してミニあんぱんは20円。また、あんこがしっとりしているのでボソボソと喉に詰まることもありません。携帯性はイマイチですが、出発前に1個ずつ手で丸めて空気を抜けばけっこう小さくなります。まあそこまでしなくてもジャージのバックポケットにはINしてくれます。
この辺は一長一短あるので好みですが、少しでも節約したい方にはおすすめですね。
選外・おわりに
ちなみに選外としてミノウラのスタンド(ステーひっかけるやつ)、メンテ用ウエス&使い捨て手袋、vivomartHR、レザインのマルチツールV5などなど……。幸いにも買って失敗したなぁと思うものが少ないのが救いかも。しかしこうやって見ると「高いけど使ってみたら元には戻れない」アイテムの多いこと多いこと。恐ろしい世界やで。
自転車関係に落としたお金はこんなもんじゃないんですけど、まあ1年ちょっとでいろいろ買ったもんです。現時点でも海外通販でアレの到着を待ってたりするし……恐ろしい。
まあこれからも色々増えていくと思うんで、いいと思うものがあったら改めて紹介したいと思います。
▽ペダルと経済を回していけ▽