2016-08

どどあっぷ No.46 - 2016.07.19 Tue






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応援。













どんびきは・・・











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朝、あさがおの葉



子どもカマキリ、食事中。 - 2016.07.17 Sun

ネジバナが咲いている頃のこと。(ひと月以上前ですね)

ベランダの鉢植え、小さなほんの10ミリちょっとのカマキリがいた。



    
      2016.6.11(5枚)

可愛らしいんだよねカマキリの子ども。
たぶんハラビロカマキリだと思うが脚が長ーい。



下の写真、この子から少し離れた前方に、
ピントは合っていないけど黒っぽい、小さなモノがあるでしょ?

じつはこれがこの子の狙っている食料だったのだ。


     N6591.jpg


ほんの少し目を離したすきに食事はもう始まっていた。

よく見かけるアブラムシだ。


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前脚でしっかりとつかんで一生懸命食べている。

顎や口をさかんに動かして、もぐもぐと音が聞こえてきそうだ。



トリミングしてさらに拡大。

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そろそろ食べ終わりそうだ。

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アブラムシを食べたいとは思わないけど、この子の様子は
とても美味しそうに見えた。



翌日も同じ辺りにいたが、その次の日には姿を消していた。
行動範囲が広がっていくんだね。



下の写真は、ちょっと気に入った一枚。

     N6655.jpg
      2016.6.12


今頃は大人になって、もっと大きな獲物をパクついていることだろう。




  ※ハラビロカマキリの子ども過去記事 → 1 2






--カマキリ目--
H1


空地道草 ちょっと番外編 - 2016.06.13 Mon

栗の花が満開だった、少し前のある日。



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 2016.6.5


雨の降った日の翌日で、栗の木の下にたくさんの花が落ちていた。

(はい。ギャー!毛虫だらけだよー。と思った人手を挙げて!?)




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乾いた所に落ちていた花穂、茶色い点々が。種かな?

と、しゃがみ込んでみた。



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おっと、小さなアリだった。

たくさんのオシベの林をかいくぐって、蜜を吸っているのだろう。

きっと甘くて美味しいにちがいない。







OH1


ツマグロオオヨコバイの、○○○○ - 2016.06.11 Sat

ベランダの鉢に植えてあるルリマツリの茎に、
お馴染みのツマグロオオヨコバイが一匹、頭を下に向けて止まっていた。

まだ葉が少ないのでやけにその一匹が目立っていて、
尻先に何か白い固まりが付いているのに気が付いた。



     N6408.jpg
      2016.5.25

12〜3ミリほどの虫の尻先に付いた物なんて
老眼がどんどん進む目では「何か白いもの」にしか見えない。

最近ではすっかり虫眼鏡代わりになっているカメラを
早速持って来て接写でパチリ。


そしてさらにトリミングで拡大、ドーン!


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白い物が付いていると言うより、知り先から出ているようだ。


じっと見ていたらニョキッと先が伸びた!、よ!



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すわ卵でも産むのかと期待がふくらむ。

・・・ふくらむ・・・どんどんふくらむぞ。




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・・・と、何のことはない出てきたのは、オシッコであった。

見ていると数秒ごとにピュッ、ピュッと飛び出すから、
次はもっときれいに撮るぞ、とシャッターを押すこと40回。



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さっきのとこれと、2枚しか撮れなかった。


この虫は植物の水分を吸いながら栄養をとり、余分な水分を次々に排泄する。
その排泄物には糖分などが含まれており、濡れた葉はベタついている。

この虫がたくさん付いている草などは、確かに下の葉が濡れているし
ピュッと飛ぶのも何度も見たことがある。

産卵でなかったのは残念だけど、お尻の先が見られたから良しとしよう。



時に頭を下にしていて、自分のオシッコで濡れないのかなあ。


 ※ツマグロオオヨコバイ過去記事 123 





--カメムシ目 ヨコバイ科 オオヨコバイ亜科--  分布:本州以南
H2



久しぶりに妙な虫に出合う - 2016.05.31 Tue

木漏れ日の射す草むら。
ふと目に留まったのがこんな虫。ハチかな?

ハチにしては凄みが今イチな気がする。


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 2016.5.29



近付いてみて分かった、ハエの仲間だ。


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翅が左右1枚ずつで、
翅の付け根の少し尻寄りに、平均棍(へいきんこん)がはっきり見える。
白っぽい滴型の薄いのがそれ。

正体は ムネグロメバエ(胸黒眼蝿)。
体長は20ミリ弱の寄生性のハエ。



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ハチの仲間は左右2枚ずつの翅があるが、
ハエやアブでは後ろの翅が無くその代わりに平均棍がある。
図鑑などによると、飛んでいる時これで体のバランスをとるそうだ。
平均棍を取りさると飛べなくなるという実験結果も出ていた。



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足の先にある2枚の平たい板状のものもいかにも「ハエ」という感じ。
これは裏面が滑り止めの役を果たしているそうだ。



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それにしてもこの姿は擬態というやつか。

ちょっと見、アシナガバチのようで近寄りがたい。



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でもね、何となくほんのちょっとね、間が抜けて見えた。

近寄っても平気なように見えたんだよ。








--ハエ目 メバエ科--  分布:本州以南
YB


アオムシの代表は絶対、私 - 2016.05.14 Sat

畑のすみに小松菜の花が咲いていて、家で楽しもうと切ってきた。

黄色い花が散り終わっても種のサヤの形が楽しくて、何日もずっと飾っていた。

・・・ら、どうやらモンシロチョウが卵を産みつけていたらしく

4日後の朝、大小3匹のアオムシを発見。


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 2016.5.2



床がフンだらけになる前に花瓶ごとベランダへ移動。
上の写真は小ちゃい子、下は30ミリほどに成長した子。



     N6165-2.jpg



成長した子の周りのサヤは全て食われて影も形も無いね。



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真横から見るとなかなかきれいな弧を描いている。(左が頭)

そして初めて気が付いた。



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ただの黄緑色のイモ虫じゃあないんだ。

体の側面に黄色い点々、飾りがあったんだ!

(右端の少し色の濃いところが頭だよ)


  ※モンシロチョウ過去記事( ストロー 産卵 交尾







--チョウ目 シロチョウ科--  分布:全国
H1


空地道草 ハルジオンとヒメジョオン 2 - 2016.05.08 Sun

季節の移り変わりが早い、速い!

ついこの前までハルジオン(春紫苑)が咲いていたよねぇ。
優しげな姿に、ああ春だなって感じた。


     N6069-1.jpg
      2016.4.16(2枚)




     N6068-2.jpg




気が付いたらそこらじゅうヒメジョオン(姫女苑)だらけ。




     N6276.jpg
      2016.5.7(3枚)





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まあ、どっちが咲いていたって可愛らしくて大好きだけど、
違いを知ってから(過去記事)気になって仕方がないわたし。

しかも一応ヒメジョオンは、図鑑では夏の花。




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 2016.5.8(撮影:Z)


こんなに群れちゃって、まだ5月の初旬ですよー。






どちらも、
--キク科 ムカシヨモギ属--



久しぶりに変わった虫に出合う。 - 2016.04.17 Sun

公園の片隅、わたしの背丈ほどの幼木の枝、
まっ黒でツヤのあるころんと丸い虫が目に入った。

甲虫だろうか?


     N6023-1.jpg
      2016.4.16


小枝に沿って歩いたり止まったり、なかなか写真を撮らせてくれない。

やっと撮れたのが、こんな虫。



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黒ずくめに見えていたが、肩のあたりがこんなに鮮やかな赤だった。



体長5mmほど。

横から見るとこんなふう。

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最初は小さな甲虫かと思ったけど、腰のあたりがカクンと下がって
面になっているのが、ある種のカメムシに近い感じがする。

前が見たいくてさんざん回り込んでみたが、すばしっこくて
このくらいが精一杯。しかもピンが合わないし。

     N6042-4.jpg



1番まともに写ったのが下の写真。ちょっとカメムシっぽいでしょ。

家に帰って調べてみたら ムネアカアワフキ(胸赤泡吹)。

アワフキムシだったなんて!
カメムシの仲間には違いないが、ウンカあたりかと思っていたから、驚いた。

以前、アワフキムシの幼虫の巣を載せたことがあるが、
成虫は初めて見た。

     N6040-5.jpg


その名のとおり胸の部分が赤い。
そしてこれは、赤い部分が広いのでメスだと判明。

オスは、下の写真の黄色い線で囲んだ部分だけが、赤いのだそう。

     N6040-5b.jpg


この時の木に他にも数匹同じ虫がいたけど、オスらしき虫はいなかったような...。

そうそう、図鑑に出ていたムネアカアワフキの幼虫の巣は
ねじれた貝殻みたいのだった。
泡は写ってなかったがどうなんだろう?






--カメムシ目 トゲアワフキムシ科--  分布:本州以南
HK


空地道草 クサイチゴ 2 - 2016.04.12 Tue

2、3年前に公園の林の樹陰で見つけたクサイチゴ

今年は一日中陽の当たる明るいところで発見。
こんもりと緑色が豊かで花びらも大きい。


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 2016.4.10


並べては見ていないけど、花の大きさが軽く三割は大きい。
花びらの形も幅がめいっぱい広い。


     N5948-2.jpg





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     N5939-4.jpg





     N5947-5.jpg





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一昨年撮った林の中と、ぴっかぴかの太陽の下とで風情もずいぶん異なるなあ。
  (→ 過去記事


     N5957-7.jpg




食べる苺もヘビイチゴも草で、木に生るのは木苺で。
クサイチゴはじつは木なのに草苺。
ああ、ややこしい。








--バラ科 キイチゴ属--  分布:本州〜九州


空地道草 オランダミミナグサ - 2016.03.29 Tue

雑草は一年中生えているけど、今この初春のころは
みずみずしい若草が一斉に目についてきて、心がおどる。



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 2016.3.29(2枚)

今朝目についたのはこれ、オランダミミナグサ(オランダ耳菜草)。


     N5854-2.jpg


ハコベを一回り大きくして、全身に産毛を生やしたような草。
まだ花は少ししか咲いていなかったが、ツボミはぎっしりついている。


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 2016.4.4


日本在来種のミミナグサ(耳菜草)に似た外来種なので「オランダ」ミミナグサ。
残念ながらミミナグサの方はまだお目にかかっていない。
(外来種の方が強くて減っているらしい)


07788-4.jpg
 2013.3.19


花びらが可愛らしくて、ウサギの耳に見立てての「ミミナ」
だと、ずっと思っていた。

調べてみたら、日本原産ミミナグサの
動物の耳(一説にはネズミの耳)に似ているからついた名だそう。


N1512-5.jpg
 2014.42.21


とにかくどこにでも生えていて、〈道草〉の代表格のひとつだ。



N2126-6.jpg
 2014.3.23





N0470-7.jpg
 2013.4.5(2枚)





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--ナデシコ科 ミミナグサ属--  原産地:ヨーロッパ  国内分布:全国
HK


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Yaruqi

Author:Yaruqi
カメラで
昆虫採集、植物採集しています。
東京都市部の住宅地で
どれだけ採集できるかな?

過去記事もぜひ見て下さいね!

なお、動植物の同定は
正確ではありません。
 
 

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