どどあっぷ No.46 - 2016.07.19 Tue
子どもカマキリ、食事中。 - 2016.07.17 Sun
ネジバナが咲いている頃のこと。(ひと月以上前ですね)
ベランダの鉢植え、小さなほんの10ミリちょっとのカマキリがいた。

2016.6.11(5枚)
可愛らしいんだよねカマキリの子ども。
たぶんハラビロカマキリだと思うが脚が長ーい。
下の写真、この子から少し離れた前方に、
ピントは合っていないけど黒っぽい、小さなモノがあるでしょ?
じつはこれがこの子の狙っている食料だったのだ。

ほんの少し目を離したすきに食事はもう始まっていた。
よく見かけるアブラムシだ。

前脚でしっかりとつかんで一生懸命食べている。
顎や口をさかんに動かして、もぐもぐと音が聞こえてきそうだ。
トリミングしてさらに拡大。

そろそろ食べ終わりそうだ。

アブラムシを食べたいとは思わないけど、この子の様子は
とても美味しそうに見えた。
翌日も同じ辺りにいたが、その次の日には姿を消していた。
行動範囲が広がっていくんだね。
下の写真は、ちょっと気に入った一枚。

2016.6.12
今頃は大人になって、もっと大きな獲物をパクついていることだろう。
※ハラビロカマキリの子ども過去記事 → 1 2
--カマキリ目--
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ベランダの鉢植え、小さなほんの10ミリちょっとのカマキリがいた。
2016.6.11(5枚)
可愛らしいんだよねカマキリの子ども。
たぶんハラビロカマキリだと思うが脚が長ーい。
下の写真、この子から少し離れた前方に、
ピントは合っていないけど黒っぽい、小さなモノがあるでしょ?
じつはこれがこの子の狙っている食料だったのだ。
ほんの少し目を離したすきに食事はもう始まっていた。
よく見かけるアブラムシだ。
前脚でしっかりとつかんで一生懸命食べている。
顎や口をさかんに動かして、もぐもぐと音が聞こえてきそうだ。
トリミングしてさらに拡大。
そろそろ食べ終わりそうだ。
アブラムシを食べたいとは思わないけど、この子の様子は
とても美味しそうに見えた。
翌日も同じ辺りにいたが、その次の日には姿を消していた。
行動範囲が広がっていくんだね。
下の写真は、ちょっと気に入った一枚。
2016.6.12
今頃は大人になって、もっと大きな獲物をパクついていることだろう。
※ハラビロカマキリの子ども過去記事 → 1 2
--カマキリ目--
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空地道草 ちょっと番外編 - 2016.06.13 Mon
ツマグロオオヨコバイの、○○○○ - 2016.06.11 Sat
ベランダの鉢に植えてあるルリマツリの茎に、
お馴染みのツマグロオオヨコバイが一匹、頭を下に向けて止まっていた。
まだ葉が少ないのでやけにその一匹が目立っていて、
尻先に何か白い固まりが付いているのに気が付いた。

2016.5.25
12〜3ミリほどの虫の尻先に付いた物なんて
老眼がどんどん進む目では「何か白いもの」にしか見えない。
最近ではすっかり虫眼鏡代わりになっているカメラを
早速持って来て接写でパチリ。
そしてさらにトリミングで拡大、ドーン!

白い物が付いていると言うより、知り先から出ているようだ。
じっと見ていたらニョキッと先が伸びた!、よ!

すわ卵でも産むのかと期待がふくらむ。
・・・ふくらむ・・・どんどんふくらむぞ。

・・・と、何のことはない出てきたのは、オシッコであった。
見ていると数秒ごとにピュッ、ピュッと飛び出すから、
次はもっときれいに撮るぞ、とシャッターを押すこと40回。

さっきのとこれと、2枚しか撮れなかった。
この虫は植物の水分を吸いながら栄養をとり、余分な水分を次々に排泄する。
その排泄物には糖分などが含まれており、濡れた葉はベタついている。
この虫がたくさん付いている草などは、確かに下の葉が濡れているし
ピュッと飛ぶのも何度も見たことがある。
産卵でなかったのは残念だけど、お尻の先が見られたから良しとしよう。
時に頭を下にしていて、自分のオシッコで濡れないのかなあ。
※ツマグロオオヨコバイ過去記事 1、2、3
--カメムシ目 ヨコバイ科 オオヨコバイ亜科-- 分布:本州以南
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お馴染みのツマグロオオヨコバイが一匹、頭を下に向けて止まっていた。
まだ葉が少ないのでやけにその一匹が目立っていて、
尻先に何か白い固まりが付いているのに気が付いた。
2016.5.25
12〜3ミリほどの虫の尻先に付いた物なんて
老眼がどんどん進む目では「何か白いもの」にしか見えない。
最近ではすっかり虫眼鏡代わりになっているカメラを
早速持って来て接写でパチリ。
そしてさらにトリミングで拡大、ドーン!
白い物が付いていると言うより、知り先から出ているようだ。
じっと見ていたらニョキッと先が伸びた!、よ!
すわ卵でも産むのかと期待がふくらむ。
・・・ふくらむ・・・どんどんふくらむぞ。
・・・と、何のことはない出てきたのは、オシッコであった。
見ていると数秒ごとにピュッ、ピュッと飛び出すから、
次はもっときれいに撮るぞ、とシャッターを押すこと40回。
さっきのとこれと、2枚しか撮れなかった。
この虫は植物の水分を吸いながら栄養をとり、余分な水分を次々に排泄する。
その排泄物には糖分などが含まれており、濡れた葉はベタついている。
この虫がたくさん付いている草などは、確かに下の葉が濡れているし
ピュッと飛ぶのも何度も見たことがある。
産卵でなかったのは残念だけど、お尻の先が見られたから良しとしよう。
時に頭を下にしていて、自分のオシッコで濡れないのかなあ。
※ツマグロオオヨコバイ過去記事 1、2、3
--カメムシ目 ヨコバイ科 オオヨコバイ亜科-- 分布:本州以南
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久しぶりに妙な虫に出合う - 2016.05.31 Tue
木漏れ日の射す草むら。
ふと目に留まったのがこんな虫。ハチかな?
ハチにしては凄みが今イチな気がする。

2016.5.29
近付いてみて分かった、ハエの仲間だ。

翅が左右1枚ずつで、
翅の付け根の少し尻寄りに、平均棍(へいきんこん)がはっきり見える。
白っぽい滴型の薄いのがそれ。
正体は ムネグロメバエ(胸黒眼蝿)。
体長は20ミリ弱の寄生性のハエ。

ハチの仲間は左右2枚ずつの翅があるが、
ハエやアブでは後ろの翅が無くその代わりに平均棍がある。
図鑑などによると、飛んでいる時これで体のバランスをとるそうだ。
平均棍を取りさると飛べなくなるという実験結果も出ていた。

足の先にある2枚の平たい板状のものもいかにも「ハエ」という感じ。
これは裏面が滑り止めの役を果たしているそうだ。

それにしてもこの姿は擬態というやつか。
ちょっと見、アシナガバチのようで近寄りがたい。

でもね、何となくほんのちょっとね、間が抜けて見えた。
近寄っても平気なように見えたんだよ。
--ハエ目 メバエ科-- 分布:本州以南
YB
ふと目に留まったのがこんな虫。ハチかな?
ハチにしては凄みが今イチな気がする。
2016.5.29
近付いてみて分かった、ハエの仲間だ。
翅が左右1枚ずつで、
翅の付け根の少し尻寄りに、平均棍(へいきんこん)がはっきり見える。
白っぽい滴型の薄いのがそれ。
正体は ムネグロメバエ(胸黒眼蝿)。
体長は20ミリ弱の寄生性のハエ。
ハチの仲間は左右2枚ずつの翅があるが、
ハエやアブでは後ろの翅が無くその代わりに平均棍がある。
図鑑などによると、飛んでいる時これで体のバランスをとるそうだ。
平均棍を取りさると飛べなくなるという実験結果も出ていた。
足の先にある2枚の平たい板状のものもいかにも「ハエ」という感じ。
これは裏面が滑り止めの役を果たしているそうだ。
それにしてもこの姿は擬態というやつか。
ちょっと見、アシナガバチのようで近寄りがたい。
でもね、何となくほんのちょっとね、間が抜けて見えた。
近寄っても平気なように見えたんだよ。
--ハエ目 メバエ科-- 分布:本州以南
YB
アオムシの代表は絶対、私 - 2016.05.14 Sat
畑のすみに小松菜の花が咲いていて、家で楽しもうと切ってきた。
黄色い花が散り終わっても種のサヤの形が楽しくて、何日もずっと飾っていた。
・・・ら、どうやらモンシロチョウが卵を産みつけていたらしく
4日後の朝、大小3匹のアオムシを発見。

2016.5.2
床がフンだらけになる前に花瓶ごとベランダへ移動。
上の写真は小ちゃい子、下は30ミリほどに成長した子。

成長した子の周りのサヤは全て食われて影も形も無いね。

真横から見るとなかなかきれいな弧を描いている。(左が頭)
そして初めて気が付いた。

ただの黄緑色のイモ虫じゃあないんだ。
体の側面に黄色い点々、飾りがあったんだ!
(右端の少し色の濃いところが頭だよ)
※モンシロチョウ過去記事( ストロー 産卵 交尾 )
--チョウ目 シロチョウ科-- 分布:全国
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黄色い花が散り終わっても種のサヤの形が楽しくて、何日もずっと飾っていた。
・・・ら、どうやらモンシロチョウが卵を産みつけていたらしく
4日後の朝、大小3匹のアオムシを発見。
2016.5.2
床がフンだらけになる前に花瓶ごとベランダへ移動。
上の写真は小ちゃい子、下は30ミリほどに成長した子。
成長した子の周りのサヤは全て食われて影も形も無いね。
真横から見るとなかなかきれいな弧を描いている。(左が頭)
そして初めて気が付いた。
ただの黄緑色のイモ虫じゃあないんだ。
体の側面に黄色い点々、飾りがあったんだ!
(右端の少し色の濃いところが頭だよ)
※モンシロチョウ過去記事( ストロー 産卵 交尾 )
--チョウ目 シロチョウ科-- 分布:全国
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空地道草 ハルジオンとヒメジョオン 2 - 2016.05.08 Sun
季節の移り変わりが早い、速い!
ついこの前までハルジオン(春紫苑)が咲いていたよねぇ。
優しげな姿に、ああ春だなって感じた。

2016.4.16(2枚)

気が付いたらそこらじゅうヒメジョオン(姫女苑)だらけ。

2016.5.7(3枚)


まあ、どっちが咲いていたって可愛らしくて大好きだけど、
違いを知ってから(過去記事)気になって仕方がないわたし。
しかも一応ヒメジョオンは、図鑑では夏の花。

2016.5.8(撮影:Z)
こんなに群れちゃって、まだ5月の初旬ですよー。
どちらも、
--キク科 ムカシヨモギ属--
ついこの前までハルジオン(春紫苑)が咲いていたよねぇ。
優しげな姿に、ああ春だなって感じた。
2016.4.16(2枚)
気が付いたらそこらじゅうヒメジョオン(姫女苑)だらけ。
2016.5.7(3枚)
まあ、どっちが咲いていたって可愛らしくて大好きだけど、
違いを知ってから(過去記事)気になって仕方がないわたし。
しかも一応ヒメジョオンは、図鑑では夏の花。
2016.5.8(撮影:Z)
こんなに群れちゃって、まだ5月の初旬ですよー。
どちらも、
--キク科 ムカシヨモギ属--
久しぶりに変わった虫に出合う。 - 2016.04.17 Sun
公園の片隅、わたしの背丈ほどの幼木の枝、
まっ黒でツヤのあるころんと丸い虫が目に入った。
甲虫だろうか?

2016.4.16
小枝に沿って歩いたり止まったり、なかなか写真を撮らせてくれない。
やっと撮れたのが、こんな虫。

黒ずくめに見えていたが、肩のあたりがこんなに鮮やかな赤だった。
体長5mmほど。
横から見るとこんなふう。

最初は小さな甲虫かと思ったけど、腰のあたりがカクンと下がって
面になっているのが、ある種のカメムシに近い感じがする。
前が見たいくてさんざん回り込んでみたが、すばしっこくて
このくらいが精一杯。しかもピンが合わないし。

1番まともに写ったのが下の写真。ちょっとカメムシっぽいでしょ。
家に帰って調べてみたら ムネアカアワフキ(胸赤泡吹)。
アワフキムシだったなんて!
カメムシの仲間には違いないが、ウンカあたりかと思っていたから、驚いた。
以前、アワフキムシの幼虫の巣を載せたことがあるが、
成虫は初めて見た。

その名のとおり胸の部分が赤い。
そしてこれは、赤い部分が広いのでメスだと判明。
オスは、下の写真の黄色い線で囲んだ部分だけが、赤いのだそう。

この時の木に他にも数匹同じ虫がいたけど、オスらしき虫はいなかったような...。
そうそう、図鑑に出ていたムネアカアワフキの幼虫の巣は
ねじれた貝殻みたいのだった。
泡は写ってなかったがどうなんだろう?
--カメムシ目 トゲアワフキムシ科-- 分布:本州以南
HK
まっ黒でツヤのあるころんと丸い虫が目に入った。
甲虫だろうか?
2016.4.16
小枝に沿って歩いたり止まったり、なかなか写真を撮らせてくれない。
やっと撮れたのが、こんな虫。
黒ずくめに見えていたが、肩のあたりがこんなに鮮やかな赤だった。
体長5mmほど。
横から見るとこんなふう。
最初は小さな甲虫かと思ったけど、腰のあたりがカクンと下がって
面になっているのが、ある種のカメムシに近い感じがする。
前が見たいくてさんざん回り込んでみたが、すばしっこくて
このくらいが精一杯。しかもピンが合わないし。
1番まともに写ったのが下の写真。ちょっとカメムシっぽいでしょ。
家に帰って調べてみたら ムネアカアワフキ(胸赤泡吹)。
アワフキムシだったなんて!
カメムシの仲間には違いないが、ウンカあたりかと思っていたから、驚いた。
以前、アワフキムシの幼虫の巣を載せたことがあるが、
成虫は初めて見た。
その名のとおり胸の部分が赤い。
そしてこれは、赤い部分が広いのでメスだと判明。
オスは、下の写真の黄色い線で囲んだ部分だけが、赤いのだそう。
この時の木に他にも数匹同じ虫がいたけど、オスらしき虫はいなかったような...。
そうそう、図鑑に出ていたムネアカアワフキの幼虫の巣は
ねじれた貝殻みたいのだった。
泡は写ってなかったがどうなんだろう?
--カメムシ目 トゲアワフキムシ科-- 分布:本州以南
HK
空地道草 クサイチゴ 2 - 2016.04.12 Tue
2、3年前に公園の林の樹陰で見つけたクサイチゴ。
今年は一日中陽の当たる明るいところで発見。
こんもりと緑色が豊かで花びらも大きい。

2016.4.10
並べては見ていないけど、花の大きさが軽く三割は大きい。
花びらの形も幅がめいっぱい広い。





一昨年撮った林の中と、ぴっかぴかの太陽の下とで風情もずいぶん異なるなあ。
(→ 過去記事)

食べる苺もヘビイチゴも草で、木に生るのは木苺で。
クサイチゴはじつは木なのに草苺。
ああ、ややこしい。
--バラ科 キイチゴ属-- 分布:本州〜九州
今年は一日中陽の当たる明るいところで発見。
こんもりと緑色が豊かで花びらも大きい。
2016.4.10
並べては見ていないけど、花の大きさが軽く三割は大きい。
花びらの形も幅がめいっぱい広い。
一昨年撮った林の中と、ぴっかぴかの太陽の下とで風情もずいぶん異なるなあ。
(→ 過去記事)
食べる苺もヘビイチゴも草で、木に生るのは木苺で。
クサイチゴはじつは木なのに草苺。
ああ、ややこしい。
--バラ科 キイチゴ属-- 分布:本州〜九州
空地道草 オランダミミナグサ - 2016.03.29 Tue
雑草は一年中生えているけど、今この初春のころは
みずみずしい若草が一斉に目についてきて、心がおどる。

2016.3.29(2枚)
今朝目についたのはこれ、オランダミミナグサ(オランダ耳菜草)。

ハコベを一回り大きくして、全身に産毛を生やしたような草。
まだ花は少ししか咲いていなかったが、ツボミはぎっしりついている。

2016.4.4
日本在来種のミミナグサ(耳菜草)に似た外来種なので「オランダ」ミミナグサ。
残念ながらミミナグサの方はまだお目にかかっていない。
(外来種の方が強くて減っているらしい)

2013.3.19
花びらが可愛らしくて、ウサギの耳に見立てての「ミミナ」
だと、ずっと思っていた。
調べてみたら、日本原産ミミナグサの葉が
動物の耳(一説にはネズミの耳)に似ているからついた名だそう。

2014.42.21
とにかくどこにでも生えていて、〈道草〉の代表格のひとつだ。

2014.3.23

2013.4.5(2枚)

--ナデシコ科 ミミナグサ属-- 原産地:ヨーロッパ 国内分布:全国
HK
みずみずしい若草が一斉に目についてきて、心がおどる。
2016.3.29(2枚)
今朝目についたのはこれ、オランダミミナグサ(オランダ耳菜草)。
ハコベを一回り大きくして、全身に産毛を生やしたような草。
まだ花は少ししか咲いていなかったが、ツボミはぎっしりついている。
2016.4.4
日本在来種のミミナグサ(耳菜草)に似た外来種なので「オランダ」ミミナグサ。
残念ながらミミナグサの方はまだお目にかかっていない。
(外来種の方が強くて減っているらしい)
2013.3.19
花びらが可愛らしくて、ウサギの耳に見立てての「ミミナ」
だと、ずっと思っていた。
調べてみたら、日本原産ミミナグサの葉が
動物の耳(一説にはネズミの耳)に似ているからついた名だそう。
2014.42.21
とにかくどこにでも生えていて、〈道草〉の代表格のひとつだ。
2014.3.23
2013.4.5(2枚)
--ナデシコ科 ミミナグサ属-- 原産地:ヨーロッパ 国内分布:全国
HK