2016年8月10日00時12分
大阪府が2025年に誘致を目指す国際博覧会(万博)をめぐり、松井一郎知事は9日、会場の有力候補地の人工島「夢洲(ゆめしま)」(大阪市此花区)だけでなく、周辺の「舞洲(まいしま)」「咲洲(さきしま)」を含む大阪湾岸部での分散開催を検討する考えを示した。府・市の試算で、万博開催に間に合わせるために夢洲埋め立てを前倒しすると、約200億円の追加費用がかかるとわかり判断した。
万博誘致などについて吉村洋文・大阪市長と協議した後、記者団に語った。松井氏は200億円かけて埋め立てを前倒しすることに否定的な考えを示したうえで、「メイン会場は夢洲になるが、周辺エリアも使いたい」と語った。
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