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ぱつかるちゃー

ものづくり・旅雑記。北海道在住20代幼稚園児、青緑色カブがトレードマークのフォトグラファーもどきが運営してます。

【対策編】北海道をカブで4000kmツーリングして気づいたこと

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どうも、連日ツーリングに出かけておりました。
女一人で道の駅に寄り一人で寂しくソフトクリームを食べていました. バイクに乗り出してからどんどん逞しい女になっている気がする・・・

そんなわたしですが、先日クロスカブの走行距離が4000kmに到達しました!昨年8月〜11月、今年5月〜8月の計8ヶ月で走った距離です。北海道のライダーにしてはそこまで多くない方だと思いますが、女一人でひたすら走っていると気づく事もたくさんあります。

なので、北海道だけを4000km走った私が気づいたことを書いていこうと思います。

個人的見解、北海道ツーリング注意リスト。

わたし自身、北海道の道しか走っておりません。なので、他の土地がどうなのか正直なところよく分かっておりません。 けれど、ツーリングの大半が一人なので見えてくる事もたくさんありました。

これから北海道にツーリングに行く人や、いつかは行ってみたい!という人の為に個人的見解ですが残しておきますね。

今回は、気をつけた方がいい事とその対策を載せていきます。

気をつけたほうがいいこと。

その1:眠たくなる道がやたら多い

どういう事かと言いますと、そこそこ都会じゃないと脇道は大自然で溢れています。そこが北海道の魅力でもあるのですが、はっきり言って変化が少ないので非常に眠くなります。

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こちらはツーリングスポットとしても人気の高い美瑛と富良野なんですが、こんな周りの景色が広がっている道が本当に多いです。 美瑛だけではありません。かの有名なオロロンラインはまじで眠たくなります。
真っ直ぐな何もない道にずーっと続く大自然に癒されないわけがないんですよ・・・もはや良いんだか悪いんだかわからなくなってきました。

とりあえず、すぐ取り出せるところにすっきりするタブレットを忍ばせておくのが得策です。いざ眠くなってきた時にコンビニもない休める場所もないなんて事にもなりかねません。

その2:ヘルメットはシールドがないとキツい。

いつも疑問なのですが、半ヘルでアメリカンに乗ってる方はどうしてるのでしょうか・・・?
すれ違う旅に心配になるのですが、その位虫が多いです。それに、たまに車やトラックが巻き上げたであろう石ころが飛んできます。ヘルメットに当たってすごい音がした事があります・・・

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(雑なイメージ図)

石狩あたりなんていつ行っても小さい虫が飛んでいて、免許を取り立ての時に暑くてグローブを外して乗ったら地獄を見ました。 この間夕張へ行った時も得体の知れない虫が飛んできましたし、ニセコなんてでっかい蜂が5回も激突してきました。
(きちんと生きたまま飛んで行ったので、そのくらい強くてでかいハチ)

小さい虫ですら弾丸のごとくぶつかってくるのでびっくりする位痛いです。言いたい事は分かりますよね。でかい蛾や蜂が飛んできたらどうなるでしょう?想像もしたくないですよね・・・

なので半ヘルで乗ってる人、古いヘルメットを使用している人はきちんと買い換えましょう!いざ何かあってからじゃ遅いです。 買うならフルフェイスが理想ですが、最低でもシールドの付いたジェットヘルメットにしましょう。

バイクブロスなら会員登録すれば5000円以上送料無料。ヘルメットなら大体送料無料になりますね!

私は現在、ダムトラックスフラワージェット というヘルメットを使用しているのですが、若干デカいんですよね・・・。かわいいデザインなのですが、125cc以上になったら少しでかいのはマズいとの事。

次はアライというメーカーのフルフェイス、ブロッサム にしようかなと思っているところです。

初めて見た時からいいなぁ、、と思ってるのですが。わたしのカブには派手かな・・・

ヘルメットはこちら のページから買えます。めちゃくちゃ品揃えいいですよ!

その3:JAFには加入しておきましょう。

知ってましたか?2005年からバイクもロードサービスの対象になっています。

まず、北海道は先ほども述べたように何もない道がたくさんあります。 ほとんど車が通らないような所もたくさんあって、何かあっても助けてもらえない可能性も高いです。
そんなところでバッテリーが上がった!とかタイヤがパンクした!なんてなったら一溜まりもありません・・・

なので、きちんとロードサービスには加入しておきましょう。JAFなら15kmまで無料で運搬してくれます。

入会はこちらから!

JAFのサービスでドライブを快適に!

ちなみに、JAFだと北海道にたくさんある道の駅でも優待を受けられます。

jafnavi.jp

その地の特産品やグルメがお得に食べられます!北海道をツーリングするライダーにとってはめちゃくちゃありがたいですよね。
北海道じゃなくても優待はしているので、バイクに乗り始めたらとりあえず加入しておくのが良いと思います。

その4:ガソリンスタンド、マジで少ない。

ええ、油断してはいけません・・・わたしも油断していてヒーヒー言いました。閉店しているガソリンスタンドの多いこと多いこと。

場所によってはそれなりにあるので、まあ後で入れれば良いやなんて気持ちになるんです。けれどそれは罠です。

e-nenpi.com

こうやって掲載してくれているサイトもあるのですが、いざエンプティがついた時に近くに開店しているガソリンスタンドがないなんて事はザラにあります。積丹付近でその罠にひっかかりました。

なので、ある程度減っている時に見つけたらめんどくさくても満タンにしておく事をオススメします。それか携行缶を持ち歩きましょう。

1Lあれば次のガソリンスタンドまではなんとか持つと思います。20kmくらい走らせればガソリンスタンドは出現するはずです。よっぽど変な所に居ない限りは、ですが・・・

その5:昼間は暑くても夜はひたすら寒い。


ええ、この日の昼間はとてもいい天気でした。アイス日和で、ソフトクリームを食べてる人もかなり多かったです。

しかし夜になるとですね、10℃代まで下がる事も珍しくはありません。しかも日が落ちているのでいくら気温が高かろうと寒いですし、何より風が冷たいです。

とにかく、夜用に防寒対策のインナーやアウターは必ず用意しておきましょう。あと、なるべくネックウォーマーもあった方がいいです!首の部分から風が入ってこないだけでも結構違います。

わたしは必ずニットのカーディガンか厚手のパーカーを持っていきますし、日中も厚手のブルゾンを着ています。

その6:動物は本当に飛び出してきます。

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これね、地元のライダーでも慣れてない人は多いと思います。よく同じ道を何度も何度も走っているトラックの運転手さんなんかは、動物を察知してゆっくりと停車してくれたりするのですがシカなんかは平気で突進してきます。
車でぶつかってしまって、フロントガラスが割れたりボンネットがへこんだのに、シカはそくささと居なくなった なんて話も聞いた事があります。これ、バイクでぶつかってしまった場合どうなるかわかりますよね・・・?本当に気をつけて下さい。

小動物もたくさんいて、正直言うと猫や鳥の死骸はよく見かけます。見つけて余裕があれば各自治体に通報してあげてください。

シカの親子なんかがのそのそゆっくり歩いてたりとか、道の脇に狐が居たり狸がこっちを見ていたり。クマはまだ見た事がありませんが・・・ 北海道ではよくある光景です。

その7:すり抜けはやめましょう。

正直、本州ではどうなっているか分かりません。しかし、すり抜けを嫌がるドライバーが多いのは確かです。

確かに渋滞の中、バイクで待っているのは結構しんどいです。しんどいですが、外車線ですり抜けた先にトンネルが!!!とか、道幅が狭くなってるのに車の間に入れない!!!なんて事は普通にあります。それに、わたしの横をすり抜けていったライダーが気づいたら後ろに居たなんて事も。。

思うに、北海道の人はライダーのすり抜けというものに慣れていないです。急な車線変更(しかもウィンカーをつけてくれない)とか、急に加速するとか、ザラです。それに何度も幅寄せされて怖い目に遭いました。すり抜けしてないのにも関わらずです。

北海道の道は焦らずに走る事が得策だと思います。得に市街地なら尚更!これはどこでもそうですが、トラックの死角に入って巻き込まれたりしたらたまったもんじゃないです。
北海道はバイクの走っている期間が他の県の半分程度なので、北海道のドライバーは他県のドライバーよりバイクに慣れていないのは間違いないです。気をつけましょう。

次回は「北海道ツーリングの醍醐味」を書きます。

気をつけたほうがいい事ばかり書きましたが、北海道には間違いなく楽しい事が沢山待っています。次回は、そんな北海道のツーリングの醍醐味を書いていこうと思います。お楽しみに!

シルエットお借りしました。

kage-design.com