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戦争の英雄などいなかった…韓国軍「偽りの歴史」 教科書に載るヒーロー、実は逃亡兵
韓国人パイロットのうち数人は強い希望でF-51に乗って地上攻撃に出たものの、最初の出撃で対空砲火によって隊長機が墜とされ、米軍の現地指揮官は「貴重な機体をこれ以上失うわけにはいかない」と判断。そもそも米軍の判定では全員、操縦技量が未熟だと断じられていた。結局、F-51には米空軍パイロットが搭乗することと決定。韓国軍パイロットは「モスキートになった」とされている。
モスキートとは英語で「蚊」のこと。モスキートの名をつけた英国製の双発戦闘機もあったが、ここではどちらの意味でもない。朝鮮戦争で米軍のいうモスキートとは、米国製T-6練習機を改修した観測機のことだ。記録によると、地上攻撃に飛び立った米国人パイロットは、地上戦を行う北朝鮮陸軍と韓国陸軍の見分けがつかず、どちらを攻撃すればいいのか判断に迷うことがあったため、この識別を「モスキート」に乗った韓国兵に任せたとしている。
とはいえ、韓国空軍パイロットが英語をほとんど解さないこと、また米空軍戦力が増強されたことなどから、モスキート任務もわずかな期間で終了した。その後韓国軍パイロットたちは戦線後方の基地で長い訓練期間に入り、実戦にでることはなかったという。(8月3日掲載)
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