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 ――待機児童の緊急対策を今月中にまとめ、9月開会の都議会定例会に補正予算案を提出する。知事が一番取り組みたいことですか。

 「待機児童は今回の知事選の大きなテーマでもありました。日本では女性の力がまっとうに評価されずにいる。子育てか仕事か、二者択一の選択を迫られる国を私はあまり知らない。待機児童問題は一つの突破口。女性の力を生かすことが日本経済の質や生活パターンを変えていく。待機児童の英訳はワンワードじゃないと聞いた。日本にしかない現象だと思う。かつて『鍵っ子』という言葉が使われていたが、今聞かない。何年後かに『そういえば、待機児童っていう言葉があったよね』という風にしたい。そのために可及的速やかに取り組まなければならない」

 ――議会対応の自信は。

 「都議会にはきちんと説明する。都民の代表なので、この補正予算案に真っ向から反対ということは、なかなかなりにくいのかなと期待しております」

 ――都政の透明化を掲げられて…

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