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2016年08月09日

今時の20代女子が広島弁について語るけぇ見ていきんさいや

広島県在住の20代女子”ポニー”と申します

突然ですが、私は食べる事が大好きです。それなのに全く料理が出来なかったので、彼のお母さんに教わり中です。そして、ウマイモノを食べに行きグルメ情報のブログも書いています!


ブログをきっかけに、他県の方との繋がりも増え「広島県に行ってみたいんです。」というコメントを多数いただき「もっと広島のいいところを伝えたい!」という原動力になりました。


広島の良いところ。。う〜ん 広島といえば。。。

カープ、サンフレッチェ

お好み焼き、牡蠣

宮島、平和公園

あッッ広島弁!


他県に住まれている方で広島弁に興味をお持ちの人は意外にも多いようですし、私のように広島から出たことが無いというあなたは、標準語だと勘違いして広島弁をしゃべっているかもしれません。

そんな訳で本日は「広島弁について語っていきま〜〜す!」


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定番の、『じゃけん・じゃけえ』や『たいぎい』と言うのは聞いたコトがある方もいるんじゃないかと思いますが、実はもっと他にもたくさんあるんですよ!


まずは、【広島県民が良く使う定番】の方言をご紹介していきます。


●『じゃけん・じゃけえ』→だから。という意味があります。

文頭に使う事もあれば、つなぎ言葉、文末で使用する事もあるので、利用する場面が多いです。他県の友だちで、なんでも語尾に『じゃけん』を付けたらいんでしょ?って感違いしている子がいますが、使い方があるんです!語尾だけではないですし、なんでもかんでも付ければいい訳ではありません!ww

例えば、『じゃけん』分かっとる!→だから分かっている!です。だから、が『じゃけん』になると少しキツく聞こえてしまうので、優しい口調で言うようにすると悪い印象にはならないと思いますよ。


●『たいぎい』→めんどくさい。疲れた。など様々な意味で使います。

私は疲れている時などに、「仕事に行くのたいぎい」とよく使ってます。あとは、彼がしつこくうるさい時に、一言!「たいぎい」と。すると彼に、「コワッ!」と言われますが、黙ってくれるので、効果抜群です。この時の『たいぎい』の意味としては、簡単に言うと、うっとうしい。という意味です。


●『いたしい』→難しい・つらいなど。

コレの使い方は2パターン、体の不調を訴える時と行動の困難さを示す場合とがあります。ムクミで足が痛くて『いたしい』わ。などと利用するみたいですが、この言葉は私はあまり使わないです。年配の方の使用が多いようです。


●『たちまち』→とりあえず。

標準語の『たちまち』は、すぐとかあっという間にという意味だと思いますが、広島弁での『たちまち』は、少し使い方が違います。

お腹すいたから『たちまち』ご飯行こうやぁ。とか、父が飲食店などで、注文の最後に『たちまち』それくらいで。などとよく使っています。


●『こまい』→小さいという意味です。

私は身長が低いので、「ポニーちゃんは、背がこまいね。」と言われる事があります。だけど背は『こまく』ても、気持ちはビックサイズです。(笑)


●『さえん』→役に立たない。

少しキツい意味ですが、使えない奴だ!って思われた時に『さえん』奴だ!などと使われます。他には、失敗した時に『さえん』かったね。という風に使ったりもします。


●『みやすい』→易しい・簡単。

学生時代に、『みやすい』問題はありがたかったです。こんな感じで使います。


●『よーけ』→いっぱい、たくさん。

野菜が『よーけ』出来たけん、持って帰りんさい。と使います。広島弁だらけですね。わかりましたか?→野菜がたくさん出来たから、持って帰りなさい。という意味です。


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次に、私が【え?これ広島弁なん?】と思った方言をご紹介いたします。

他県の友人に使うと伝わらないかもしれませんよ。ちなみに私の彼は長い間広島を離れ、他県にいたので、私が話している言葉に対し、「その広島弁どういう意味だっけ?」と疑問に思う事があるそうです。


●『たう・たわん』→届く・届かないという意味です。

身長の低い私は、とてもよく使います。取りたいモノが高い位置にあったりすると『たわん』けん取ってください。とお願いしたり、あれ『たう』?→あれ届く?という意味で使います。


●『はぶてる』→すねるという意味です。

彼は、最初は意味が分からなかったようでしたが、理解してからは、私が『はぶてている』と「はぶてマーン!ご飯食べに行くから機嫌直せ〜」とカマってきます。すぐ『はぶてる』私ですが、食べモノで機嫌が直るのは単純で扱いやすいですよね。(笑)


●『ばり・ぶち』→すごく・とても。

美味しいものを食べた時に『バリ』ウマイ!!とか

遊びに行って面白かった時には『ぶち』楽しかった。と使います。

『ばり』を使う時と『ぶち』を使う場合とがありますが、特に意味はなくその時の気分で使い分けています。


●『知ったげ』→知ったか・知ったかぶり。

逆に私は、知ったか。という言葉を知りませんでした。

ついつい私は、あんまり知らない事でも『知ったげ』に話してしまいますが、程々にしなければ嫌がられる場合もあるので、注意が必要ですよね。若者がよく使う、盛るとはちょっと使用方法が違うんですけど、分かりますかねぇ?


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●『あおじ』→あおあざ。

青タンだとイメージしやすいですかね?体をぶつけた時に出来る内出血のコトを言います。

ちなみに私は、昨日コケてしまい2カ所『あおじ』ができています。(涙)


●『すいばり』→手に刺さるトゲ。

幼少期はヤンチャだったので『すいばり』が刺さり、母にとってもらった記憶があります。

なにか作業をする時には、『すいばり』が刺さらんように気をつけんさいね


●『ひこずる』→引きずるっていうんですね!

小さい頃から、ズボンのスソを『ひこず』っとるよ。と言われたりしていたので、『ひこずる』が正解だと思っていましたが、まさか方言だったとは。。。

ちなみに、失恋してしまってまだ未練がある時に、元カノを『ひこず』ってる。的な使い方もできます。


●『蚊にかまれる』→これは面白くて、《噛まれる》《食われる》《刺される》と地域によって違うようで、私は《噛まれる》を使いますが、両親は、《食われる》と言っています。ちなみに彼は、《刺される》らしい。これに関しては、広島県民の中でも意見が分かれるみたいですね。あなたの住んでいる地域ではどう言いますか?




実践編


ここまでの広島弁を使って私と母の日常会話をお伝えしてみます。


私「明日も仕事じゃけんたいぎいわ〜」

母「私もよ!立ちっぱなしで足がいたしいよ」


私「たちまちご飯食べようや」

母「今日はよーけ買い物したけん、バリごちそうよ」

私「えっ私の肉こまくない?まじさえん」

母「ハブてとらんで、はよ食べんさい」


母「醤油たわんけん取って〜」

私「ぶちたいぎい、、、」


少し大げさですが、こんな感じで使います。




まとめ


いくつかの例をあげさせてもらいましたが、いかがでしたか?

同じ日本語なのに、地域により違う方言があるとは、ホント興味深いですよね!調べていて楽しかったし、へぇ〜と思う事がたくさんありました。

広島弁というと、仁義なき戦いのイメージが強いせいか”怖い”という印象をもっていらっしゃる方もいるようですが、近年では広島出身の有名人、綾瀬はるかさん*Parfumeさんなどの活躍もあって”カワイイ”と思ってくれる方も増えてきているようで、嬉しい限りでございます。


これであなたも広島弁マスターですね。さっそく友だちに使ってみんさい!(笑)


最後まで読んでくださりありがとうございます。またお会いしましょう(^^)


つづく

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posted by ポニー at 22:12| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする