リオでまた日本人が強盗被害に 領事館が注意呼びかけ

リオでまた日本人が強盗被害に 領事館が注意呼びかけ
オリンピックの開幕が迫ったブラジルのリオデジャネイロのコパカバーナ海岸で、日本人の男性が刃物を持った男らにスマートフォンや現金を奪われました。この海岸では4日前にも日本人が強盗の被害に遭っていて、現地の日本総領事館は注意を呼びかけています。
リオデジャネイロの日本総領事館によりますと、2日午後7時ごろ、日本人の男性2人がコパカバーナ海岸を歩いていたところ、刃物を持った男ら5人組が近づいてきました。2人はその場から逃げましたが、このうち1人が逃げ遅れて男らに砂浜に押し倒され、スマートフォンや現金が入ったリュックを奪われたということです。
今月5日に開幕するオリンピックでは、コパカバーナ海岸でビーチバレーなどの競技が行われますが、3日前の午後6時ごろにも今回の事件現場とほぼ同じ場所で日本人の男性が強盗事件に遭っています。
日本総領事館は当時の状況を詳しく調べるとともに、これからリオデジャネイロを訪れる日本人に対し、コバカバーナ海岸などへの夜間の外出はできるだけ避けるよう注意を呼びかけています。