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災害廃棄物の処理計画案を審議
08月09日 19時07分
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南海トラフの巨大地震が起きた場合に、名古屋市内で発生するがれきなどの廃棄物の処理計画案が、9日、市議会で審議され、仮置き場や焼却施設、それに埋め立て地について、より具体的に決めるべきだという指摘が相次ぎました。
名古屋市は南海トラフの巨大地震で過去最大級の揺れが起きた場合、市内で発生する廃棄物の処理計画案をまとめ、9日、市議会の総務環境委員会で報告しました。
計画案によりますと、市内で発生する廃棄物は建物のがれきや土砂など約790万トンと推計され、一時的に保管する仮置き場や焼却施設、それに埋め立て地が不足するということです。
これに対し、議員からは不足する仮置き場や焼却施設、埋め立て地をどう補うのか、より具体的に示すべきだという指摘や県や民間事業者との連携態勢をいまから作るべきだという意見が出ていました。
名古屋市は、9日の審議の結果を踏まえて、より具体的な計画案を作り、市民からも意見を求めた上で年内にも最終的な計画をとりまとめたいとしています。
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