ユニーが経営統合でスーパー25店閉鎖へ

流通大手の「ユニーグループ・ホールディングス」は、大手コンビニチェーンと、来月経営統合することに伴って、新たに不採算の総合スーパー25店舗を平成31年2月までに閉鎖することを決めました。
「ユニーグループ・ホールディングス」は、大手コンビニの「ファミリーマート」と、来月1日に経営統合し、新たな流通グループを発足させます。
発表によりますと、「ユニー」は経営統合に伴って、全国に展開する総合スーパーおよそ220店舗のうち、現在、赤字で今後も黒字化が見込めない25店舗を平成31年2月までに閉鎖することを決めました。
具体的な店舗については、現段階では発表しないとしています。
会社側は、経営統合を前に、収益が悪化している総合スーパー事業の合理化に着手していて、すでに閉鎖を決めた11店舗を加えると、統合に伴って閉鎖する総合スーパーは合わせて36店舗になります。
また、今回の経営統合では全国に6200余りあるユニーグループのコンビニ、「サークルK」と「サンクス」の店の名前を、3年程度かけて「ファミリーマート」に切り替える予定ですが、およそ1000店舗についてはオーナーらと協議のうえ、平成31年2月までに閉鎖する方針で、その後、新たな場所での出店も検討していくということです。