日本マクドナルド 中間決算で2期ぶりに黒字

日本マクドナルド 中間決算で2期ぶりに黒字
品質管理の問題などで業績が悪化した外食大手、「日本マクドナルドホールディングス」のことし12月期の中間決算は、売り上げの回復などで本業のもうけを示す営業損益が2期ぶりに黒字となりました。
「日本マクドナルドホールディングス」が9日、発表したことし1月から6月までのグループ全体の中間決算によりますと、売り上げは去年の同じ時期より23%増えて1048億円余りでした。
また、本業のもうけを示す「営業損益」は去年の同じ時期の182億円余りの赤字から、4700万円の黒字になりました。
中間決算で営業損益が黒字になるのは2期ぶりで、会社側は黒字の理由について、
メニューの刷新や店舗の改装で売り上げが回復したことや、採算が取れない店舗の閉鎖を進めたためだとしています。
サラ・カサノバ社長は、「これまでの改革でお客が戻ってきていると感じている。
まだまだ、取り組むべきことがあるが、改革の方向性は正しいと考えている」と話していました。
また、「日本マクドナルド」が提携している人気のゲーム、「ポケモンGO」についてカサノバ社長は「ゲームを楽しむ多くのお客に来店してもらっている」と述べ、
来店客の増加に一定の効果があるという認識を示しました。