首相 “天皇陛下のご負担など議論し検討したい”
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安倍総理大臣は、長崎市での平和祈念式典に出席したあと記者会見し、天皇陛下が、お気持ちを表されたことについて天皇陛下のご年齢やご公務の負担の現状に鑑み、どのようなことができるのか十分に議論し、検討していきたいという考えを重ねて示しました。
この中で、安倍総理大臣は、天皇陛下が8日、お気持ちを表されたことについて「天皇陛下が、国民に向けてご発言されたということを重く受け止めている」と述べました。
そのうえで、安倍総理大臣は、「天皇陛下のご年齢やご公務の負担の現状に鑑み、ご心労に思いを致し、どのようなことができるのか、これから十分に議論し、検討していきたい。まさに、これからどのような対応をしていくべきかについてしっかりと考えていきたい」と述べました。
また安倍総理大臣は、5月にアメリカのオバマ大統領が広島を訪問したことに関連し、「オバマ大統領の訪問を契機に、より多くの指導者や若者に長崎や広島を訪問してもらい、被爆の実相を世界に伝えていくことが大変重要だ」と述べました。
これに先立って、安倍総理大臣は、被爆者団体の代表と面会し、高齢化が進む被爆者の援護制度の拡充を図るとともに、世界で唯一の戦争被爆国として、核兵器のない世界の実現に向けて国際社会をリードしていく考えを強調しました。
そのうえで、安倍総理大臣は、「天皇陛下のご年齢やご公務の負担の現状に鑑み、ご心労に思いを致し、どのようなことができるのか、これから十分に議論し、検討していきたい。まさに、これからどのような対応をしていくべきかについてしっかりと考えていきたい」と述べました。
また安倍総理大臣は、5月にアメリカのオバマ大統領が広島を訪問したことに関連し、「オバマ大統領の訪問を契機に、より多くの指導者や若者に長崎や広島を訪問してもらい、被爆の実相を世界に伝えていくことが大変重要だ」と述べました。
これに先立って、安倍総理大臣は、被爆者団体の代表と面会し、高齢化が進む被爆者の援護制度の拡充を図るとともに、世界で唯一の戦争被爆国として、核兵器のない世界の実現に向けて国際社会をリードしていく考えを強調しました。