関東などですでに３８度も 熱中症に厳重警戒8月9日 12時53分

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９日は関東などですでに気温が３８度以上となっているところがあるなど、西日本から東北の各地で３５度以上の猛暑日となっています。連日、猛烈な暑さが続いているため、冷房を使い、室内でもこまめに水分をとるなど、熱中症に厳重な警戒が必要です。

気象庁によりますと、９日は西日本から東北の広い範囲で強い日ざしが照りつけ、台風による北風の影響で山越えの暖かい空気が流れ込むフェーン現象も加わり、太平洋側を中心に気温が上昇しています。
午後０時半までの最高気温は、神奈川県海老名市で３８度１分、東京の羽田空港と千葉県市原市の牛久、山梨県大月市で３８度ちょうどとなっています。
また、浜松市船明で３７度９分、東京の都心で３７度６分、佐賀市で３６度１分、大阪・豊中市で３５度８分、福島県いわき市小名浜で３５度５分などと西日本から東北の各地で猛暑日となっています。
気象庁は熱中症の危険が特に高くなっているとして各地に高温注意情報を発表していて、屋外での作業や運動はできるだけ控え、冷房を使うとともに、室内でもこまめに水分を取るなど熱中症に厳重に警戒が必要です。
一方、前線や湿った空気の影響で北海道などではところによって雨が強まっているほか、気温の上昇に伴って、９日夜にかけては広い範囲で大気の状態が不安定になり、局地的に雷を伴って激しい雨が降るおそれがあります。
気象庁は土砂災害や急な川の増水、落雷や突風などにも注意するよう呼びかけています。