08月08日 19時20分
8日午前、三重県伊賀市の名阪国道で渋滞の最後尾に大型トレーラーが突っ込み車4台が玉突き衝突し、22歳の女性が死亡、4人が重軽傷を負いました。
警察は、大型トレーラーの運転手を過失運転傷害の疑いでその場で逮捕しました。
8日午前9時10分ごろ、伊賀市の名阪国道上り線の白樫インターチェンジと大内インターチェンジの間で渋滞の最後尾に大型トレーラーが突っ込み、乗用車やトラックなど4台が玉突き衝突しました。
この事故で、最後尾の乗用車を運転していた奈良市の会社員、中西沙織さん(22)が全身を強く打って死亡し、助手席の女性も大けがをしました。また、ほかの車の男女3人が軽いけがをしました。
警察は、大型トレーラーを運転していた大阪府泉佐野市のトラック運転手、河野秀行容疑者(41)を過失運転傷害の疑いでその場で逮捕しました。
調べに対し河野容疑者は容疑を認め「前をよく見ていなかった」と話しているということで、警察は容疑を過失運転致死に切り替えて事故の状況を詳しく調べています。
この事故で名阪国道上り線は約4時間にわたり通行止めになりました。
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